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大統領就任式の予行演習はキャンセル、出動した州兵が6万5千人にまで達する?どこと戦争するつもり?w

「1月20日」まで残り2日となり、ワシントンD.C.は不穏な空気が支配し、とてもじゃないがバイデン政権誕生を祝うムードには至らないようだ。今日も、そんな落ち着かない首都の様子を集めてみたい。

★まさかのボヤ騒ぎ★
州兵だらけ、立ち入り禁止区域もどんどん増えて、という息苦しい中で、なぜこんなことが起きるのか理解に苦しむのだが、議事堂の裏手で煙が立ったという。
その為、大統領就任式の予行演習に入ろうと現場をチェックしていた人たちが、危険だということでその作業をやめ、退却してしまったのだそうだ。
「Disclose.tv」のニュースツィートになる。


Disclose.tv
@disclosetv

JUST IN - Smoke rising behind the U.S. Capitol building. Emergency announcement playing at Capitol grounds. People who were on the grounds for the inauguration rehearsal have left.
(ニュース速報 - アメリカ国会議事堂の後ろ手に煙が立ち上る。国会議事堂には緊急のアナウンス。就任式のリハーサルで敷地内にいた人々が一時退避をした。)
https://twitter.com/disclosetv/status/1351189906173911046


しかし、時間が経って続報が入ると、実際は大したものではなかったようだ。
テロだ、中国軍による首都攻撃だ、と一瞬陰謀論が展開されそうになったネット掲示板も、詳細判明とほぼ同時に鎮火したというw
「本本和人」氏のツィートになる。


本本和人
@nigimigin

ワシントンDCの煙の元はこれらしい。
詳細はまだ分からない様子ですが、建物などへの攻撃とかでは無さそう。
https://twitter.com/nigimigin/status/1351193315031605251


要するに、ワシントンD.C.にもホームレスはいて、彼らが食事の為か、はたまた暖をとろうとしたのか火を起こし、それで起きた煙だったということのようだ。
しかも場所は高速道路の下、つまり彼らにとっては雨、風をしのげる野営地のようなところで、当然そんな場所に延焼の危険にさらされる建物もなく、騒ぎ自体はすぐに収まったということだ。

それにしても、万単位の州兵を動員しながら、こういう失火に対応できないというのも解せない話だ。警備しているということらしいが、彼らは一体何が攻めてくると想定して日々パトロールをしたり、行きかう人のIDをチェックしているのだろう?
ってか、そもそも新大統領の晴れ舞台が間近だというのに、ホームレスはそのままなのか?なんだか不思議なことだらけでツッコミに困るよw

★結局、就任式の予行演習はキャンセルされる★
「ケムール財団」氏のツィートになる。


ケムール財団
@Voodoochile2

BBC速報
ワシントンDCの米議会場は、「外部からの安全上の脅威」の為、ロックダウン処置が取られた。
警察当局(関係者)
*一切の出入りが禁止されている。
*就任式リハーサルは中止。
*議会近くで煙が目撃されたが、消防当局が
対応、近傍での火災は鎮火。
記事分より
https://twitter.com/Voodoochile2/status/1351197611068370948


ネタ元のBBCの記事では一時的にワシントンD.C.は「ロックダウン」されたという表現がされているので、警備当局としてはボヤ程度だと軽く見てはいないということなのだろう。
何にせよ、就任式の予行演習はキャンセルされた上、リスケがいつになったのかも公表されていない。「重大事件でした感」が半端ない状況だ。

で、ここでも案の定おかしな噂が流れ始めている。
このまま予行演習ができないとしたら就任式はどうなるのか?から始まって、ぶっつけ本番でもできるのか?もし就任式が完了できない場合、そもそもバイデンは大統領になれるのか?ということなのだが。

ご存じのように、大統領就任式はアメリカという国家にとっても大きな意味があるものだ。何しろ、聖書に手を置いて大統領として恥じることなく職務を遂行するという宣誓をする場で、国民の側もそれを抜きにバイデンを「父親のような」アメリカ大統領だと認識することはできないだろう、というものだ。
だから、危険だからと言って全てバーチャルな就任式を、という話にはならない。逆に、危険だとわかっていても宣誓の場に姿を現す「強い男」であることをアメリカ大統領には求められると言っていい。
戦う男バイデン、という演出は絶対に必要だ、ということなのだ。

まぁ、実際にどうなるのかはわからない。
ただ「1月20日」に就任式ができず、何日かずれ込んだ際には、もしかするとの期間が大統領不在の「空白地帯」になるのか?とはぼんやり思ってはいるのだが。
何にせよ、そうなれば前代未聞の大珍事ではある。

★アメリカ軍はトランプ支持で、州兵は反トランプ?★
で、これもどんどん兵士がワシントンD.C.に集合している異様さが原因なのか、こういうツィートをする人が現れている。
ここでは、その代表として「KEIKO KAWASOE」氏のものを紹介したい。


KEIKO KAWASOE
@kawasoe0916

ワシントンDCはNewsmaxの報道通りロックダウン。事態は緊迫。T派の軍隊と反T派(DS側)の州兵など。別途情報では、NSAと傘下のFEMAの最精鋭部隊、T警護隊(SS)、第82空挺師団(首都防衛隊)、特殊行動部隊の特殊軍、コマンド(方面軍)、海兵隊と海軍シールズの特殊部隊などがT側。
https://twitter.com/kawasoe0916/status/1350640548596514816


昨日、電車の中で世間話をした在日米軍関係者のことを書いたが、かつては軍人=共和党支持の一択だったものが、今はそうではない雰囲気がある、とは確かに実感としてあるようにはおいらも思う。
その点を「KEIKO KAWASOE」氏は簡単に掘り下げているわけだが、だからと言ってそれが所属できっちり色分けされているとか、それが行く行くは内戦の火種になっていく?とまで膨らませるのは強引過ぎるように感じる。

そもそもワシントンD.C.で言えば、州兵は国防総省の管轄下で、出動権限自体は州知事が有しているが、いざ有事となった場合には連邦政府の下に入る。なので訓練や備品の調達、管理は州ではなく国防総省が指揮をとっている、そういう存在だ。
だから、アメリカ軍の軍人のように毎日ガチガチの訓練を受けているというイメージとはかなり違うと言っていい。そもそも州兵にはこれといった実戦経験もないし、例えばベトナム戦争の際には徴兵逃れの為に州兵に志願する者がいたような「部隊」だ。州兵ならベトナムへ送られることがないとわかっていた為だ。

なので、州兵対正規軍での内戦ぼっ発は考えにくい上、そもそも実力差があり過ぎてやりあったにしても勝負にはならないはずだ(というか、それは実際の兵士たちが一番理解しているに決まっているw)。
その立ち位置の温ささでいえば、昨日お伝えしたカリフォルニア州軍から「ハンビー」が盗まれていた話を思い出していただくのがわかりやすい。あんなことが起きてしまうのが州軍であり州兵だ、というわけなのだ。

もちろん、州軍対国軍で内戦、というシナリオは陰謀論的には面白いかもしれない。しかし、それを大真面目に展開すると今後のその人の「見られ方」が心配になってしまうレベルの非現実感だ。確かに何でも起こりうるのが今のアメリカだとは言え、ちょい飛躍し過ぎのように思うのだがねぇw

★え?州兵が6万5千人もワシントンD.C.へ?★
いやいや、嘘でしょ?と思ったら、同じことが複数のソースから発信されているのでマジですか?と。
その中で「Alan(アーラン)阿蘭」氏のツィートを紹介したい。ワシントンD.C.での州兵の様子を撮影した動画が添付されている。


Alan(アーラン)阿蘭
@7BBXJ5gRgW5a4bS

ワシントンDCの州兵が
65000人に達した
https://twitter.com/7BBXJ5gRgW5a4bS/status/1351428483067482112


遂にワシントンD.C.に集められた州兵の数が6万5千人に達したそうだ。ワシントン・レッドスキンズの試合にだってこんな観客数は集まらないだろう規模で、もはや異様を飛び越して異常の域に入ったと言えるだろう。
この人数、全米の総州兵数の1/5に相当するのだそうな。いやはや、もう何が何だかw

噂レベルでは内戦だけでなく、中国軍が25万台の軍事ドローンをワシントンD.C.に向けて飛ばす?という話も流れ、ネット界隈も不穏な空気が充満している。
その為「peace🕊」氏がこういうツィートで落ち着いてくれ、と働きかけているほどだ。


peace🕊
@metier29

ワシントンDCは国防空域に指定されており、ドローンの飛行は固く禁じられています。違法なドローンの操作は、重大な民事罰と刑事訴追に直面します。#NoDroneZone
https://twitter.com/metier29/status/1351294972570394625


一方で、こんな状態になっているワシントンD.C.を報じる大手メディアが皆無だという現実もある。
一体、メディアとは何の為に存在しているのか?を熟考すべき時が来ているように思うのだが。

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