【速報】なぜに今頃またロックダウン？あ、そっか、上海でまたまた新型コロナが爆誕してたのねｗ

おかしいと思っていた。中国がいつまで経ってもコロナ禍が収まらない、ロックダウンだ、経済が死んでしまいそうだが解除はできない、となんだか一人でブツブツやっていると思ったら、これがオチだったとは。北京五輪はゼロコロナだから開催する！と偉そうなことを言ってしまった手前、恥ずかしくてコロナ感染の実態を明かせないから、ネタを小出しにしなあら収束するのを待っていたようだ。だが、コロナはそういう人間の思惑を無視して爆発する。２年も付き合ってきて、まだそういう所が理解できないから中国は笑われるのだ。
というわけで、今日はウクライナの話はお休みにして、中国でコロナの新しいタイプが爆誕していた話をまとめてみたい。

●なぜに上海はいつまでも封鎖？ん？もしかして、新型だからコロナを検出できないの？●
中国の場合、簡単にロックダウンで都市を封鎖してしまうが、コロナ初期で右も左もわからない段階ならまだしも、既にパンでミックが起きてかなりの時間が経っているのに、思い出したように封鎖をし、こっそり解除して、また知らないうちに封鎖を始めて、ということを繰り返してきた。それもこれも北京五輪を開催する為に中国はコロナを克服した、再び汚染はされていないとアピールする為のプロパガンダだと見ていたのだが、どうも様子がおかしい。拡散を力で抑えこもうとすればするほど、ウイルスは指の間から次々と逃げていき、封鎖地域を広げなければ感染を止めることができない、の結果が上海の今という感じだ。
とにかく、４月５日で解除になるはずだった上海のロックダウンは延長が決まった。
テレ朝の記事になる。

中国・上海　ロックダウンでも感染拡大止まらず期限延長へ
4/3(日) 13:22配信 テレビ朝日系（ANN）
新型コロナの感染急増で、ほぼ全域がロックダウンされている中国・上海市で当初、期限としていた5日以降も封鎖が続けられることが分かりました。
上海市当局の発表によりますと、2日の感染者は8226人で過去最多を更新しました。
感染者数は、ロックダウンが始まった先月28日（4477人）から、ほぼ2倍に増加しています。
市を東西に分けPCR検査を進めてきた上海市ですが、3日、改めてすべての市民に抗原検査を実施し、4日にはPCR検査を実施すると発表しました。
…
全市民への新たな検査が追加されたことで、5日までの予定だった上海市のロックダウンは6日以降も広い範囲で継続される見通しです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/522ffcb03332d98ac8e694887dead5b0afc3d3ee

当然、こういう状態が長引けば、物流をはじめとして都市経済は延々麻痺し続けることになる。閉鎖された中での物資不足は時間と共に深刻化するし、そこで始まる住民の不満をガス抜きする為にPCR検査を強制的に進め、政府は仕事をしているアピールを続けているわけだ。しかし、それもいつまで続けられるか、という感じだ。何しろ、中国の情報統制も相当に緩くなっているようで、SNSを通じてPCR検査で人が集められる場所があまに劣悪だ、という批判も漏れ聞こえている。噂レベルの話では、政府への不満を口にし、習近平打倒を叫んで暴れた住民も出始めているそうだ。それを世間では不穏な空気と呼ぶのだが、中国の場合は当てはまらないのかもしれない。よくは知らんがｗ

上海と言えば、テスラの自動車工場が置かれている土地でもあるのだが、こちらも閉鎖状態にある。特にEV車のバッテリーを自社と中国企業とで共同開発すると決めてしまった為、簡単に撤退はできない状態にあるテスラだけに、この都市封鎖は頭痛の種となっているが、現状でコロナ禍の為に経済が大きな影響を受けているのが中国と韓国だ、というあたりに今後の経営戦略見直しのヒントはあるような気がする。少なくとも、工場が今でもコロナで操業できない、そういう国に生産拠点を置いたままでいいのか？は天才イーロン・マスクなら簡単に答えを出せるような気はするのだが。
まぁ、上海もゼロコロナだと騒いでいた手前、今の惨状を見れば嘘ばっかりつきやがって、となっているに違いないｗ

●案の定、中国を襲っているのは新型のコロナウイルスだった●
おかしいよなぁ、既存のコロナであれば、一端収束したはずの土地でまた感染再爆発なんて起きるわけ？それって、武漢型からデルタ型、更にオミクロン株と変異していったコロナが、また新しいタイプに変貌したからじゃないの？と思って見たら、やっぱりねぇという記事が出てきた。
レコチャイなので鵜呑みにするのも危険ではあるのだが、紹介したい。

蘇州でオミクロン新変異株出現
2022年4月3日 19時40分 Record China
江蘇省蘇州市新型コロナウイルス感染症共同予防抑制指揮部（対策本部）は2日、蘇州市常熟でオミクロンの新しい変異株が発見されたことを明らかにしました。同地区でパンデミックに関するスクリーニングを行った結果、陽性の軽症患者からオミクロン変異株のBA.1.1亜系統が検出されました。
今回見つかった変異株について、本土および輸入症例データベース、新型コロナウイルスのゲノムデータへのオープンアクセスを提供するGISAIDデータベースのいずれからも該当する同じゲノムの配列はありませんでした。（提供/CRI）
https://news.livedoor.com/article/detail/21943439/

最新型には「BA.1.1」という座標のような名前が付けられている。感染力の強いオミクロン株からの変異ということで、驚異的な感染力はそのままに、重篤化する特性が上乗せされているのでは？といった憶測がネットで流れているが、当然こうした変異が起きた為にオミクロン株までのやり方が通用しなくなった可能性が高い。例えば上海で感染が大爆発してしまっていると言われれば、理由はそれだと納得するしかない。コロナの恐ろしさは、常に人間のできる手立ての一歩先へ進んでいくことで、中国は武漢型の発生以降、延々とその負のスパイラルに没していると言っていい。それなのに、ゼロコロナに固執して、毎度返り討ちに遭っているという印象だ。

紹介したレコチャイの記事では、BA.1.1が蘇州で発見されたと書かれている。そこだけを見れば、中国はあちこちで同時多発的なコロナ禍に晒されている印象になるが、おそらくコロナが流行しロックダウンされると見た上海の住人が、新型ウイルスを抱えて上海以外へ逃げ出し拡散させたということだろう。そう、武漢型が最初に広ままったのが、旧正月で世界中へ散っていった中国人旅行者が原因だったこと、アレを中国人はまたやったというわけだ。ほんと、他人の迷惑を考えられないクズ民族だよな、連中はさ。

何にしても、またまた新型コロナが世界を席巻することになりそうなので、岸田政権は温い対策を捨て、今度こそしっかり水際対策をビシっと決めてもらいたい。中国がやられたコロナは韓国にも既に侵入しているはずだ。絶対に入国を許してはならない、絶対にだ。