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宿題の出し方

久しぶりに、コロナ禍のフォレスタネット投稿を読み返しました。

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休校中から、ーずっと、新年度の宿題の出し方について考えてきました。

①自分で考えてできる
②見通しを持って、計画性を身につける
③チェックを出来るだけ楽に
という点です。

①については、毎日、国語プリント1枚、算数1枚、自学ノート1p…のように、与えられたものをこなすのは、あまり考えてないなぁということ。
②自分で、いつまでになにをどれくらいやるか、考えて行うことは、大人になって大事
③3人目がもうすぐ生まれる、元気な子ども園がよいの男子2人がいる、できるだけチェックを簡単にし、帰宅を早め、家庭の時間を取りたい。

と考えていました。複式の小規模校ですので、とにかく仕事が多い。なので、③が本当に切実で、昨年度までは睡眠時間を削ってなんとかしていました。今年度は、出産もあり、無理だろうと。

そうなると、子どもにも、自分にもいい方法を… と。

前置きが長くなりましたが、以下のような方式にし、1年やり通してみます。
賛否両論あるかもしれませんが、児童の実態的にも、規模的にもやりやすい状況だと判断しました。

○漢字ドリル⇨5月⚫︎日までに半分、6月末までにもう半分 期日までに提出 進度自由
○計算ドリル⇨単元テスト時に提出 それまでなら進み具合自由
○自学ノート⇨週に5p以上 毎月曜日提出
○新聞スピーチ原稿準備⇨自分の出番までに用意 ストック可
○それ以外は、その都度必要な時に、プリントを配布or教科書の問題やチャレンジテストなどor新聞ワークシートを配布
 ⇨その日の宿題とし、次の日に提出

基本的に自分でスケジューリングして、計画的に行います。
ある意味、タスク化です。

忙しい日があれば、その前後の日で調節すればいいし、
自学の区切りを無駄に考える必要もありません。
締め切り前に詰め込めば、自分にしわ寄せが行きます。
もちろん、字が汚ければやり直しです。答えを写すような行為は、見れば分かります。
チェックは、締切日に実施を確認して、ほめる何かを用意します。

また、「先生、見て!ボックス」を用意して、いつでも提出することができるようにし、
コメントが欲しかったり、文章で答える問題などで丸付けをして欲しいところがあればします。
わからなかったものなども、休み時間等で対応します。

その都度、実態に応じて出す部分は、完全には削れないです。
が、それ以外の部分は、子どもに任せる形です。


と、していました。結局2年はこの形を続けましたが、良いことしかなかったです。
ただ、複式学級という素地があったので、自分で進めるという点においては、すでに力があったことは間違い無いです。この点は、普通規模の学校では同じようにすんなりとはいかないかもしれません。

この後、異動と研究所出向があり、担外の専科指導ですので、再チャレンジは早くても2年後。教員を続けていればの話ですね。
これから取り組むのであれば、タブレットを大いに活用することで、よりよくできそうな気がします。

みなさんは、宿題をどうしているのか。知りたいところです。


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