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note はみんなのママ。

note って凄いよな…と思うことは多々あったのですが、先ほど夫と話をして、いよいよ「note すげえ」という思いが高まってきたので筆を執りました。

心理学くらいしか知識のない、いちユーザーの視点および妄想ですが、お付き合いいただければ幸いです。

note いつやるの????
今でしょ!!!!

***

1.インターフェース使いやすすぎ問題

とにかく、まずは何を差し置いてもこれ。シンプルで分かりやすくてなんかちょっとカワイイ。

正直私は、小説とかを書いてもっと色んなプラットフォームを使ってみたり、別の住処を作ったりすべきだとは思っているのですが、なんせ note が使いやすすぎて、外に出る気にならない。情報が多すぎたり導線がスッキリしていないのはしんどいから、結局 note に居座っちゃう。甘やかしすぎて彼女を駄目にする彼氏のような note 。

え?あー、知ってる知ってる。そういうの、UXって言うんでしょ? 夫がよく言う、ユーザーエクスペリエンス、ってやつでしょ? はいはい、UXUX。UX良い。アホみたいに良い。

作家への配慮として、作成中の文章が出来るだけ失われないように頑張ってくれているのも分かる。勝手に保存してくれる(ブラウザのみかな?)とか、グーグルドキュメントかよ。ありがとう。私は約一年間、一度も文章をロストしたことはありません。

あと、作成中の文字の大きさが丁度いい。書いてるぜー!って感じるくらいの、絶妙な大きさ。一行空けの改行を推奨してくれてるのも、見やすい記事になるよう誘導してくれていて良い。いちいち操作しなくても文字数が表示されてるのも良い。下書きの URL を共有出来るのスゴイ。言い出したらきりがない。


2.格好がつくのでやる気がでちゃう

個人的に大好きなのが、「みんなのフォトギャラリー」から表紙の画像を拝借することが出来る、アレ。さり気なくクリエイター同士をコラボさせちゃう、アレ。あれ凄く良い。最高。
私のちんちくりんな文章でも、誰かのアップしてくれたエモい写真やイラストを表紙につけたら、まあ、なんということでしょう。めちゃくちゃカッコいい。雰囲気が出ちゃいます。

 note で一番最初に記事を書き上げた時、えっ、なんかカッコいい…と思いながら夫に見せたら、
「え、これ何の画像?かっこいい〜、なんか…それっぽぉ〜い!
と、同じ意見だったようだ。

そんなんされたら、やる気出ちゃうじゃん。
なんかまた書きたくなっちゃうじゃん。表紙つけたくなっちゃうじゃん。じゃん。

やる気について言うと、これはもう皆言ってることですが、 note は隙あらば褒めてくる。記事を投稿したとき、スキが多かったとき、下書き保存したとき。孤独な執筆の中、プラットフォームそのものが、そっと寄り添ってくれる。そうそれはまるで、風邪引いたときポカリ買ってドアノブに掛けてってくれる彼氏。もう。こんなのはじめて。


3.視覚に訴える

前述の「一行空け改行」を推奨してくることにも通じるのですが、なんせ note は視覚に訴えるのがうまい。必要な情報だけを厳選し、本当に大切なことだけを、出来るだけ大きく見せようとしているのが伝わってくる。

ちょっと考えてみてほしいんですけれど。
どう考えても表紙画像、デカくない?
クソほどデカい。デカすぎる。こんなにデカいサイト、他にある?
お陰で、一個一個の記事の存在感がとても大きい。だから、達成感と満足感を感じやすい。ウフウフと眺めることができる。

それに、Twitterでシェアしたことがある人なら分かると思うんですけど、記事の表紙のTwitter上での存在感がすごい。デカい。他のサイトの記事だったり動画だったりをシェアしても、ああはならん。いや、なっているのもあるのかもしれないけど、少なくとも私は思い当たらない。
画像のシェアと同じ大きさなので、画像として認識させてるってことなのかな?よく分からないけど、 note が視認性を良くするために尽力してくれていることだけは分かる。すごい執念。

そしてそれは、記事内で他の note の記事をシェアするときも同じ。

デカすぎん???
ねえ…デカすぎん?

おまっ…わざとだろ!!!ぜってーわざとだろ!!!
って言いたくなる、デカさ。

いや、ぜってーわざとだろ。
どうすれば気持ちよく読めて、気持ちよく別記事に飛んで貰えるかを、三日三晩考え抜いただろ。
確かにね。実際、一つの記事から飛ぶのはせいぜい2,3記事までだもんね。

おかげで、めっちゃ見やすいわ。
ブラウザでもアプリでも。


4.価値を上げる

note の特徴として、広告がないという点は外せない。広告がないので死ぬほど快適。娘はもう2歳にならんとしているというのにベビーグッズをゴリ押ししてくる広告なんかもないし、絶妙に気になる漫画のアニメーションがチカチカと注意を引くこともない。美しいマウンド。

もちろん、広告を置いてビューを稼ぐというスタイルもそれはそれで面白いとは思うけれど、お金という報酬のせいで内的動機が外的動機に置き換わってしまう(アンダーマイニング効果)可能性があるし、ひとまず「自由な心で」創作に着手するという点では、この美しい「まっさらなノート」がちょうどいい。
note がやたらめったら「褒め」に力を入れてるのも、クリエイターのピュアな創作意欲、内的動機づけを高めたいという考えによるものなのではないだろうか。

それに、広告がないことで、検索エンジンにも信頼されやすそう。いや知らんけど。
知らんけど、SEO強いやん。めちゃめちゃ強いやん。ていうか日に日に強くなっていってる気がするんだけど、気のせい?
例え同じ文章でも、私が野良でブログ書いてたらそんなに検索上位には置かれないでしょ絶対、みたいなのがいくつもある。
先日の記事に至っては、なぜか LINE NEWS に格納されていて、いやどういう仕組みかは知りませんけれども、 note じゃなかったら絶対そんなことは起こり得なかったよなってことだけは分かる。
note が「note.com」の価値を高めてくれているからこそ、起こり得たこと。

あと、プラットフォームとしての価値を上げる、という意味では、情報商材系のイカツイ商売してる人たちをガンガン追い出していくところもとても良い。もちろん、ジャッジが難しくて際どい話だというのは分かるし、個人的にはそういった界隈にそもそも触れもしないからまあ、関係ないっちゃあ関係ないんだけど、やはりプラットフォームの健全性は気になるところ。○イナリーなり〜、みたいなので溢れかえったらさすがに離れるしかないなり〜。

本来、大きなお金が動けば動くほど note の収益にもなるわけだけど、そこでいかに Don't be evil. で長期的な利益を追求していくのかっていうところが、プラットフォームの体質、ひいては会社の体質を表すんだろうなと思うし、夫も「○○(私)が就職するならそういう会社がいいと思う。サービスが良い会社は良い会社」と言っていた。なぜ唐突に私の就職の話が出てきたのかは、謎。


5.挑戦の場を作る

できるだけピュアに自由に創作出来る場を作りながら、しかも気軽に参加出来るコンペをガンガン誘致してくれるのも、 note の最高なところ。
だってハッシュタグ一つで参加出来るコンペとか、ある?私こんなのはじめてなんですけど。さっきからめちゃくちゃ処女奪われていくんですけど。
コンペへの参加がめっちゃ簡単。何の入力フォームもない。もちろん、原稿を郵送する必要もない。
参加のハードルが低いということは荒らし行為が発生しやすいということでもあるのに、それでもハードルを低く設定してくれているのは、ひとえに note というコミュニティへの自信とクリエイターへの信用があるから。

ユーザーとしては、やっぱり何か創作をする以上、広い世界を見てみたい気持ちがあるし、挑戦してみたい気持ちもある。けどその手続きに掛ける時間で創作したいよなあ、みたいな気持ちもあって。そんな中での「ハッシュタグ付けて投稿するだけ」はもう、神としか言いようがない。

コンペにとどまらず「お題タグ」なんかも作って、創作の取っ掛かりまで提供してくれて。
至れり尽くせりかよ。もはや彼氏超えて…ママか?ママなのか? note はみんなのママなのか?微に入り細に入り「凄いね!」って褒めてくれて、出来たものはコンペに出しておくよって言いながら、何も思いつかないならこんなのどう?って教えてくれて。

完全にママじゃん…。

ママ。いつもありがとう。
これからも健康なママでいてください。

***

…なぜマザコンでフィニッシュしたんだろう。よく分かりませんが、以上が私の、「note のココが凄い」でした。

ときおり「note には読み手が少ない」という話が持ち上がったりしますが、あれは個人的には「note に足を踏み入れると、みんな読むより書きたくなっちゃうから」ということが一因としてあるのではないかと思っています。
それぐらい、あらゆるところに創作が楽しくなるような工夫が凝らされている。 note 社員の中に「動機づけ研究」の第一人者が居るとしか思えない。まあそれは言い過ぎなんですけど。

言っておきますが、私は note の回し者でもなんでもありません。何かあったらさっさとプラットフォームを乗り換えるであろう、意識の低い、いちユーザーです。
ただただ、約1年使ってみて「いや〜、けっこう良いプラットフォームに巡り会えたよなあ」と思えたので書きました。

note 、まだまだ伸びていきそうですね。


いつもありがとうのかたも、はじめましてのかたも、お読みいただきありがとうございます。 数多の情報の中で、大切な時間を割いて読んでくださったこと、とてもとても嬉しいです。 あなたの今日が良い日でありますように!!