【木曜日】 しっとり、むくむく、水っぽい
水曜日。
娘が昼寝をしてくれないことでいじけたおし、情緒不安定になったところで、はたと気づいた「体調の悪さ」。これまでにも何度か繰り返してきた、このパターン。
「子どもと上手く行かなくなってきたら、己の体調不良を疑え」
ハイ。格言ですね。
というわけで、体調不良からのスタートです。
グズグズの木曜日!
*
1.午前
「明日どうする?」
「ンンン、無理かもォ…」
体調不良ということで、前日夜、夫にヘルプを申し入れていた私。ぬかりない。夫のヘルプがあるのとないのとでは、チョコパイ500個分くらいの差がある。ここで意地を張るべきではない。先走り1000ポイント(=チョコパイ500)。
というわけで、朝、目覚めて「ぴとぴと」(娘の口ぐせ)言っている娘を夫が預かってくれたので、私は二度寝をする。
気づいたら9時。夫はスーパーへ買い出しに出るため私を起こし、娘を預けて出ていった。
「ありゃ、スーパーの開店って10時じゃなかったか…」などと思っていたところ、スーパーから戻ってきた夫が不機嫌だった。そう。原因はずばり、私の「時間への意識の低さ」。
もともと夫は、「9時の開店に合わせてスーパーへ行き、帰ってきてそのまま、家事をしながら仕事のミーティング(聞くだけのやつ)に参加する」という、超絶器用なことをしてくれる予定だったのだが、前日にコミュニケーションしていたにも関わらず私がそのタイムラインを正しく把握してなくて、ぐーすかぴーすか9時まで寝ていた。そりゃ怒られる。なので喧嘩というよりそれは、私の反省会だった。
「決して、やってくれていることに感謝してないわけではないねん…」
「うん。それは分かってる」
「努力はするけど、できれば、『コイツどうせ時間把握してへんやろな』って思っててほしい」
「え…?それでええんか…?なんか、疑ってるみたいやから嫌やってんけど」
「むしろ疑うのが妥当なポンコツ具合」
というわけで、これは妥当なマイナス300。
ひとしきり反省会をした私は、また寝室に引っ込んで寝込んだ。眠い。でも寝れば寝るほど肩が凝る。頭も痛い。なにこれ。
2.午後
夫の仕事のミーティングがあるので、娘の昼ごはんが終わったころに、再びリビングに顔を出す。ちょうど娘のお昼寝の時間。そう、寝ないと噂のお昼寝の時間。
どうせ寝てくれないだろうなー、と思っていた。
昨日の今日で寝てくれるようになるわけはないよなー、と思っていた。
案の定、寝てくれなかった。
もちろん、真っ暗にするのをやめてみたり、何度も寝かす努力はしたけれど、寝ないもんは寝ない。口に水を含んでブクブクしたまま私の腹の上に乗ってきた娘を笑かしてしまったせいで、
顔面にピュッ!と娘の口からの水を浴びて、私の担当時間は終了した。プラス30よだれ水。
その後も、眠そうなのに寝たくない娘はリビングに帰還した夫をつかまえて、夫の手を握りながら後ろ歩きでソファの周りをぐるぐるする、という行為を一心不乱に10分以上続けていた。いったい、何がそれほどまでに彼女を駆り立てているのだろうか。
夫に娘を託して、私はまた寝室で横になった。
しばらくして、夫から画像が届く。夕方4時半。とうとう力尽き、大の字になってリビングの床で眠りこける娘だった。
―なぜ子どもは、「力尽き寝」をしたがるのだろう。己のポテンシャルを試しているのだろうか。そして私はこれから、娘の体力を尽きさせることに執念を燃やしていくことになるのだろうか。…なるのだろうな。
就寝時間にひびかないよう、5時過ぎに起こされた娘。案の定、グズグズ。
「ね?早く寝たら、こうして起こされなくて済むんだよ?」
リビングにカムバックし、ここぞとばかりに諭そうとする母の声を遮るようにして、娘は「アーッ!」と泣き続けた。気が強くてよろしい。
私としても今日は、先日の教訓を生かし「どうせ昼寝はしない」と思いながらの寝かしつけアクションだったので、気が楽だった(もちろん夫の交代もあって楽だった)。プラス1000。明日からも、昼寝を期待せずにやっていこうと思う。
そんなわけで、朝、夫がスーパーでたくさん買ってきてくれた惣菜を夕食にし、「食べ過ぎちゃだめだよ」と言いながら夫が買ってきてくれたスーパーのモンブランを食べながら、今この記事を書いている。
そう、つまり今日の私は、ほぼ全く家事をしていないのだ。パンパンに浮腫んだ顔で、リビングと寝室を往復しただけの、でくのぼう。あげくモンブランを食し、浮腫みをさらに加速させんとしている。
大丈夫?わたし。モンブラン、すごい美味しいけど大丈夫?プラス300ポイント。
*
というわけで、ほぼ何もせず、ぶつ切りに寝ては起きて浮腫んでばかりいた、木曜日。2000ポイント30よだれ水でフィニッシュでした。ピュッピュッ!
体調の方は依然としてだるく、お腹と頭が痛く、とにかく体全体が浮腫んでいて、でも熱もないので、今回は季節の変わり目のせいかなあ?などと思っています。
…ということを夫に言ったら、
「えぇ?そんなことある?季節の変わり目って、そんなに重要?」
と笑われました。
分かるで。私も昔はそう思ってた。分かる。季節の変わり目がどないしてん?yo, メーン?って思ってた。
いつからだろう。季節の変わり目で体調を崩すようになったのは。
漢方の先生が言っていた。こういう時期は浮腫みやすくなる、と。
実際のところ、私は水分代謝がとても悪い。どのくらい悪いかというと、10年ほど前に、自分に合った漢方を飲み始めたら浮腫みがどんどん取れていって、何もしてないのに体重が6キロ落ち人相が変わった、くらいに水分代謝が悪い。
あの時はびっくりした。要らん水が6キロ分も自分に付いてたって。どこの海のクラゲなん。わたし。
思い返せばここ1週間も、湿度と気温が急に上がったことで浮腫みが全然取れず、そのせいか眠気が異常に強い日々を過ごしていた。
ストック置きの小部屋で、娘が野菜ジュースを一列に並べる遊びをしているのを、眠さのあまり廊下に横になって眺めていた私。
当然、気づけばそのまま床で寝落ちていて、鍋の汁の袋をゲットした娘に、そいつをゴスゴス当てて起こされる、というパターンを、何日か繰り返した。
そうか、アレは浮腫んで眠たかったのか。
だから今、こんなに身体がバキバキで、変な下痢するのか。
アハーン。
だとしたらココナッツウォーターを飲んで改善を試みたいところだけど、今うちにヤシの実水のストックは無い。大人しく漢方飲んで、ストレッチでもするか。
*
皆さんは季節の変わり目、浮腫んだりしていませんか?
自粛中だし、季節の変わり目だし、木曜日(もう金曜日だけど)だし、今週も大変でしたね。
皆さまにおかれましても、どうかご自愛くださいませ。
今週もお疲れさまでした。ピュッピュッ!
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いつもありがとうのかたも、はじめましてのかたも、お読みいただきありがとうございます。 数多の情報の中で、大切な時間を割いて読んでくださったこと、とてもとても嬉しいです。 あなたの今日が良い日でありますように!!