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次男がモンテッソーリのインターナショナルスクールに行くことになった件②

さて、前回は次男がマイクロスクール入学の予定が、不合格...。からのインターナショナルスクール探しをするも、唯一の候補校が定員満員...という事態をお伝えしました。

しかし、同じプリスクールに通うママ友さんからいただいた学校リストを使って、再度学校探しを再開したのでした。


1. インター見学の中で感じる違和感...学力と英語力だけでいいの?

最近は、オルタナティブスクールもインターナショナルスクールも増えている...と言われているだけあって、いただいたリストを元に探してみると意外とある。

最初に思いついたのは、最近人気のインド系のインターナショナルスクール。英語&理数系にも強いし、学費もお手頃ということで、日本人の入学者も殺到しているらしい。でも、ちょっと家から遠い…。(長男の学校からは離れられないので…)

そのほかには、近場では、目白インターナショナルスクールとかyes international schoolとか

もちろん、老舗のインターナショナルスクールもあるし

で、これらの学校以外にも色々とみていくのだけれど、見学に行った時の説明が結構まちまちで、

なんというか「親の不安解消しまっせー!」的なマーケティング目線でばっちり作られてます!みたいなところには全然惹かれなかった。

「学力は心配ないですよー」とか、「ネイティブも多いので英語力身に付きますよー」、「英語のクラスはレベル分けでこんな感じですー!」みたいなのは、説明会聞いただけでなんかうんざりした。(上にある学校が全てそういうわけではないです…)

「子どもに効率よく学力と英語身につけさせたいだけなら、長男を探求型のマイクロスクールに入れたりせんわい!教育者なら、教育に対する理想を語らんかい!」と内心プンプンしていたのでした。


あー、これはやっぱり公立小学校かなーと思っていたものの、白山に本当に出来立てのインターナショナルスクールがあるとの情報をゲット。

ここがダメならダメかもなーなんて思いつつ、妻と白山に拠点のあるMEES International schoolに向かったのでした。


2. 説明会の日を間違えるも一通のメール

MEESの説明会の予約をして、白山に到着。そして、颯爽と校舎に向かったものの、なぜか説明会が開催されていない。「あれ?予約したんですが?」といってる最中に、「まさか…」と思いメールを確認すると、説明会の日は過ぎていました…。

「やっちまった…。」

一度退散し、失意に沈みながら一旦フレッシュネスバーガーでコーヒーをすする。

取り急ぎ、MEESに謝罪メールと、今度あらためて説明会に行きたい旨を伝えると…、すぐにメールに返信が。

「まだ白山にいる?今から来る?」

と、校長先生からありがたいオファーが!

なんか、メール文もめっちゃ丁寧な英語だし、きっといい人に違いない!と思いつつ、フレッシュネスを後に再びMEESへ向かいました。


3. めっちゃ情熱的なオランダ人の校長先生に出会う

そして出会った校長先生。

オランダ人の彼は、日本にきてビジネスをした後に、いまはモンテッソーリ式のインターナショナルプリスクールを運営しているとのこと。そして、今年からはついに小学校を開校。

出会った彼は、ホームページの写真と違っていてひげもじゃだったけど、目の輝きがある。英語で挨拶を交わすと、校舎の中を案内してくれた。

目の輝き通り、まるで少年のように校長先生は新しいMEES初等部の構想を語ってくれた。

「ここが運動とか演劇とかできるスペースで、こっちはアートエリア。このでっかいロボットは、放課後スクールの生徒が作ったやつ。モンテッソーリでは、本物の工具を1年生から使うんだけど、それを使ってここで思いっきり工作もできるんだ!」

「モンテッソーリでは、朝先生たちが複数のプレゼンテーションをして、一番興味が湧くことを選んで学ぶんだ。演劇をやりたい人は演劇を学ぶし、アウトドアに行きたい人はアウトドアにいくし、歴史を探求したい人は歴史を学ぶんだ!」

すごい情熱的である。

「英語で説明してもいい?」

って聞かれたのでOKしたら、そこから2時間近く英語で話し続ける彼。

・現代に必要な教育とは何か?
・モンテッソーリ教育っていうのは、何が素晴らしいのか。
・それを第二言語でやる時の障害は何か。
・現代にモンテッソーリ教育をアップデートするならどんなふうになるか。
・具体的な教材はどんなものを使うのか。

などなど、楽しそうに話してくれる。

そしてこの頃から「もうこの学校でよくね?」っていう気持ちになってくる。


4. MEES 実は最高か?

情熱が有り余って目が輝いている先生。白山という環境(初めて降り立ったけど、並木が印象的で街並みが素敵)、本質的なchild-centered(子ども中心)をうたう理念。

何よりも今回いくつかの学校を見学していて、情熱を感じられたのは初めてだった。お金で買えない価値がある!と感じた。

もちろん細かいことをいえば

・ちょっと家からは遠い、
・少し生徒数は少なそうだし、1期生だから色々整っていないかもしれない。
・先輩もいないので進路も未知

など、色々と不安はあるけど、それ以上にワクワク感がある!

生徒が少なければ集めればいいじゃない!
先輩がいなければ、先人になればいいじゃない!


5. MEESの放課後クラス体験。そして入学決定!

MEESの見学が楽し過ぎたので、帰り道に妻とも話し合う。

すると、思った通り妻も乗り気でいてくれて、次男さえOKだったらMEESに決めよっか!ということに。

帰宅後、見学にいってきたことを次男にも共有。そして、一度体験にいくことに。


そして、2週間後…。

体験では放課後クラスに混ぜてもらいました。次男の話では SHOW & TELL をやったり、英語アプリをやったり、クリスマス会企画を英語で話したみたいでした。本人も楽しくできたとご満悦。

MEESの先生からも十分に英語力ついてこれるレベルと言われて、パーソナリティもいいね!と歓迎ムード。これでいよいよMEES に入る意向が固まりました


そして、年明けには授業料も支払い、入学が決まりました。

次男がTCS(東京コミュニティスクール)を不合格になった時はどうなるかと思いましたが、こうしてまた新しい学校に出逢えたのは、何かとても幸運を感じますね。まだまだスタートしたばかりの学校ですが、この学校が豊かなコミュニティを築けるように、自分も尽力していこうと思いました。

本格的なモンテッソーリ小学校は日本にはほとんどないこともあり、またリポートしたいと思います!4月が楽しみです!


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