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自分の長所に目を向けること

昨日は、少しネガティブな投稿をしてしまったけれど、そのあとまた心の変化があった。

昨日は、久しぶりに大学の先輩に会った。その先輩は私と考え方や生き方などの価値観が似ている人で、意外と身近な友達に対してよりも、自分の思ったことを素直に話せる相手だ。

わりといつも同じような話題になのだが、それは「自分に自信がない人の生き方」について。つまり、わたしやその先輩がそのタイプで、どうしたら人と自分をあまり比較せずに自信をもって生きられるのか、いつもそういう深い話になる。

でも、昨日久しぶりに会ったその先輩は、どこか自信に満ちていて、わたしの悩みも包み込むように聞いてくれた。

「いつから、人と比べることをやめて、自信を持てるようになったんですか?」
そうきくと、彼の恩師の言葉がきっかけだったと教えてくれた。

「人は、他人と自分を比較して、自分の悪いところばかりに目をむけてしまうことが多いけれど、その人しかもっていない良いところが必ずある。しかし、その良さにも目を向けることをしなければ、やがてそれすらもなくなってしまうのだ。」

すごく素敵な言葉。これを教えてもらったとき、またすごく心が軽くなった。普段は、自分の良さを考えることは、なかなか自然にできないけれど、「自分の良さにも目を向けないと」と、自然に思わせてくれるような言葉だった。

悪いところを直したり、ほかの人の良い所にあこがれを持ったり、そういうことももちろん必要なことだと思う。でも、もしかしたら、それよりも先に、しっかり自分の良さを見つけて伸ばしていくことも、すごく大事なことなのかもしれない。そしてそれが自分の幹となり、何事にも自信をもって立ち向かっていけるのかもしれない。

そんなことを教えてもらえて、気持ちが明るくなった昨日は、とても良い日だった。


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