【読書】常識を疑おう!「週4時間だけ働く」のまとめ(2.捨てる(Elimination)編)
こんにちは。旅するマーケターの"ゆり"です。(以前自己紹介記事を書いているので、気になっていただけたら以下よりどうぞ!)
さて、今回は以下でご紹介した書籍「週4時間だけ働く。」の2セクション目。全部で4セクションある予定です。
第2回目は、「捨てる(Elimination)」。何かを得るためには何かを捨てなければいけない。そんなシビアな話かと思いきや、自分が無駄なことから「楽」になるためのいわば断捨離術のようなものでした。
本の中から私が独断と偏見で必要な部分を抜粋したり、要約したりしているので、もし気になる方は書籍を手に取っていただければと思います。
「80%の仕事は捨てても良い仕事?!」
目から鱗の法則①:80 / 20 の原理
このことはあらゆる分野に当てはまり、さまざまな文脈で使用されている。
・結果の80%は、原因の20%から出てくる
・成果の80%は、労力と時間の20%からもたらされる
・企業利益の80%は、製品と顧客の20%からもたらされる
・全株式市場利益の80%は、機関投資家の20%と個人のポートフォリオの20%によって実現される
ここで、自分の人生にパレートの法則を当てはめて考えてみよう。
何の20%が、あなたの不幸や問題の80%を引き起こしているのだろうか?
なんの20%が、自分に幸せをもたらしてくれるのだろうか?
目から鱗の法則②:仕事は完了に割り当てられた時間に応じて、表面的に重要そうで複雑なものへと膨れ上がっていく。(パーキンソンの法則)
制限時間が24時間であったら、おそらくあなたは24時間以内にその仕事をなんとかする。時間が無制限に与えられたら?おそらくあなたは1週間以上かけて同じ仕事をこなすことになる。ただ、アウトプットの質は変わらない。
上記の法則を2つ掛け合わせると、労働時間んを削減しながら収入を得る法則になる。
1.仕事を需要なことに制限すると、仕事時間が短くなる(80/20の原理)
2.仕事時間を短くすると、仕事が重要なことに制限される(パーキンソンの法則)
上記を実現させるためのルール案:
日々、「この一つのタスクを成し遂げたら、今日という日に満足して終われるだろうか?」という自問をする習慣を作ろう。
明確な優先順位が決まっていない状態で、仕事を始めてはいけない。メールを読むことから始めて、ただの雑務に追われ、頭を混乱させてしまいかねない。明日のTODOリストは遅くとも今日の夕方までに作っておき、次の日の準備をしておくと良い。マルチタスクはしない 正しく優先順位を決めればマルチタスクの必要はない。
これをしているとしたら、「仕事に取り憑かれた人」の症状だ。せいぜい1日に2つの目標か、仕事をこなせればいい。それだけに集中して取り組もう。
あえて無知でいる?!低情報ダイエット
時間の喰う仕事からの解放をするために、
ほとんどの情報を「関係ない」「重要じゃない」「緊急じゃない」ことに分類して、割り込みを無視するかかわしてしまう技術をここでは紹介する。「知らぬが仏」という言葉があるが、それが実用的であることを述べている。
方法
Eメールの通知はオフにする
Eメールのチェックは1日2回に制限する。
1回はランチの前、もう一回は午後16:00ごろ。朝一番にメールのチェックはしない。そのかわりに午前11:00までに最重要の要件を片付ける。本当に緊急の要件は携帯にかけて来てもらうようにする できれば携帯は2台もって、プライベートと仕事用で分けるといい。
本当に緊急の場合はプライベートの携帯電話にかけるように仕向けても良いかもしれない。大抵の場合は緊急を要さない案件と考えられるので、コミュニケーション手段は以下の順番にするといい。
① チャット ② Eメール ③電話 ④ 会議
Tips:
会議に出ないで済む方法 =「子犬の売り方」戦法 子犬の売り方、というのはセールス方法の一つで、ペットショップのセールス法をもとにしているのでそう呼ばれている。子犬を飼うことを躊躇っている人に対して、「一度連れて帰って、もし気が変わったら返しにきてください。」と提案する。この方法は常習化した会議にでないで済む状態を作り出す手立てとしても使える。 例:「会議には出たいんですよ。でも今仕事が一杯一杯で、やらなければいけない大事なことがあるんです。今日だけ席を外させていただいてもよろしいでしょうか。会議に出ても気掛かりで集中できないと思うのです。会議の内容は議事録を見て把握するようにします。それで問題ないでしょうか?」 このパターンなら、「ずっとそうしてほしい」というニュアンスは弱まる。このやり方を繰り返そう。ただ、会議以外で会議に参加している人よりも確実に良い成果を出すようにしよう。可能な際にこの「姿を消す方法」を取り入れて、ルーティンワークに変化するように緩やかに入り変えていき、生産性が向上することを証明しよう。
時間を食う仕事はひとまとめにする。
これは「バッチ処理方式」と言い、コンピューターでプログラムを処理する方法をなぞらえてそう呼ばれている。もし、あなったが1週間に5回郵便物のチェックや支払い業務を行い、一回あたり30分をかけており、これを1週間に1回行えば1時間で済む場合、後者の方法を取ろう。 人は大体緊急事態の発生を恐れて前者の対応を行っているが、期限を逃したことをリカバリーするコストの方が小さい場合が多い。 全ての作業には小さなものでもセットアップの時間がかかるので、まとめられる作業はまとめた方が短時間で同じ作業をこなすことができるのだ。