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人生どん底を味わったサラリーマンが見つけた人生最高の生き方②

1話:バンドマン勘違いから就職編

この記事では、フルリモートで最高の働き方と収入をどうやって得ることができたのかを、過去10年以上に及ぶ泥水すすり系サラリーマン人生を振り返りながらご紹介します。↓過去記事

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私の人生どん底への道は、所謂Fラン大学の大学時代に遡ります。

大学時代は軽音楽部に所属し、授業にも全然出ずにスタジオにばっかり入っては、ずっと音楽に没頭する日々。実家暮らしだった私ですが、バイト代もほとんど楽器や機材とCDに使ってしまい、実家暮らしなのに金欠という、今思うとどうしようもない生活を送っていました。

一攫千金スロットにバイト代全振りですぐに溶かしてしまったりして、友達と食堂に行っても、卵かけごはんしか食べられなかったり、カップラーメンしか食べられないくらいの金欠ぶりでした。

先輩の家に泊まらせてもらいパスタに醤油かけて食べたり、友人宅のストックしてあった鯖缶を勝手に食べたりもしていました。ごめんねKちゃん!思い出してみると、だいぶとしょうもない生活をしてました。

そんな私の就活編あたりから今回はご紹介できれば思うのですが、そもそ不真面なわたしは、授業に全然出ていなかったこともあり、卒業に必要な単位がギリギリすぎて就職できるか危ういというところを常に彷徨っていました。



35歳になった今でも、大学を卒業できないかもしれないので、履修している教授の部屋に行って「単位ください!!」と叫んで頭を下げて回る夢を見るくらいにはトラウマになっていたりします。ちなみに頭下げて単位をもらった、というの部分は実際の出来事だったりします。

そんな状態でしたので、「就職?んーまぁいいや」とまったく焦りもなく、周りが何社も受けてようやく就職していく中、妙に楽観的に考えており、無謀にもその当時組んでいたバンドを続けて、あわよくばインディーズレーベルからデビュー!なんてことをガチで考えたりしてました。

その当時、それなりに有名なバンドの前座を務めさせて頂く機会が何度かあったので、きっと勘違いしちゃったんでしょうね・・・実態はチケットを捌けなくて、ほとんど持ち出しだったので、またそこでも出費して金欠が加速という負の連鎖でした。

・就活の苦い思い出


とはいえ卒業まで、まったく就活をしなかったわけではなく、教授に頭を下げ補修を行いなんとか卒業が見えてきたので、2社ほど就活をしてみました。

うち1社は地元の小さな広告代理店で、一発目から社長の圧迫面接をくらい「こんな時期まで就職決まらないで何やってたの?親悲しむよー」と最後は正論をぶつけられ終了。今でもその会社のそばを通ると胸がズキンと痛みます。

2社目はグループディスカッションを求められますが、就活を舐め切っていた私は、当然何をどうすればいいのかわからず、頭が真っ白になり、ただ30分汗をかきながら苦笑いを浮かべ震えて終了。周りから見たら、糸の切れた操り人形みたいで気持ち悪かったんじゃないかな。笑




そうして卒業後の進路が決まらぬまま、私のキャンパスライフが終了しました。卒業式の写真を見返すと、進路が決まってないのは私だけで、夢も希望もない状態なのに人一倍笑顔を浮かべる私の肝の据わり方には、驚きと恥ずかしさが込み上げてきます。タイムマシンがあったら、この瞬間に戻って「目を覚ませ!」とビンタしてやりたいくらいです。

大学時代の事を振り返り、今の学生さんに伝えたいことは、よく「学生のうちは遊んだほうがいいよ!社会人になると遊べなくなるから」って言われると思うんですが、何かに夢中で挑戦したりする事はとてもいいと思いますが、卒業したあとに自分は何をしたいかのか?卒業後のビジョンだけは明確に決めておくといいと思います。

サラリーマンでばりばりキャリア積むぞ!だったら早い段階から就活をしながら、それ以外の時間は遊ぶとか、どうしてもバンドマンとしてやっていきたい!という夢があるなら、中途半端に就活とかしないで音楽に全振りするとか。

「学生のうちは遊んだほうがいいよ!」を額面通り受け取り、卒業後何をしたいかが定まっていなかった私のような悪いお手本にはならないようにして欲しいです。

つづく↓
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