子どもに「冷え性」が多い?からだをあたためるポイントについて解説
朝晩の冷え込みが徐々にはげしくなり、季節は寒い時期へと向かっています。
この時期気になるのが子どもの冷えですね。
冷えは免疫力を低下させることになり、様々なからだの不調を引き起こしますので、注意が必要です。
さらに、最近の子どもに「冷え性」の子が増えているとよく耳にします。
「子どもは風の子」って言葉がありますが、なんでなんでしょうか…?
今回紹介するのは、子どもが冷えてしまう理由ってそもそも何なのか?
と、子どもの冷え対策、効果的なあたため方についてです。
おうちでできるカンタンなことばかりですので、ぜひご覧ください!
子どもに冷え性が増えている?
現代の子どもに手足の冷えなど、子どもの冷え性が増えているといわれています。
これには大きく2つの理由があり、ひとつめは住環境の発達により暑さや寒さなどに対応する力が乏しくなっていることといわれています。
ふたつめは、多忙なスケジュールや大量な情報に触れる機会が増えたことにより、子どもたちが受けるストレスが一因であるといわれています。
ストレスが自律神経を乱し、そのことにより体が「身の危険」を感じ、臓器や脳などに熱エネルギーを集め、結果的に子どもの手や足などの末端や下半身が冷えていくのです。
幼児はもともと「冷えやすい」
子どもに冷え性が増えている、ということに先ほど触れましたが、もともと幼児期の子どもは発達段階にあり、筋肉や皮下脂肪も未熟です。
そのため少し動いたら急に熱くなり…かと思うとあっという間に冷える「熱しやすく冷めやすい」特徴があるといわれています。
子どもはもともと冷えやすい特性を持っていますので、子どもの冷え防止には、外側からと内側からの対策が必要です。
以下に具体的な方法を紹介します。
<外側からあたためる>
○腹巻き(内臓をあたためる)、レッグウオーマー・ネックウオーマー(太い血管が通る首や足首をあたためる)
○足湯をする(血行促進、からだのあたため)
<内側からあたためる>
○発酵食品をとる、根菜類などからだをあたためる食材をとる。
○ホットミルクやくず湯、甘酒など、あたたかい飲み物やからだをあたためる飲み物を飲む
○朝食をとる(朝いちばんは体温が下がっているので、体温をあげるメリットあり)
からだを動かしてたくさん遊ぶ!
子どもの外遊びには、からだを芯からあたためるだけでなく、様々なメリットがあるといわれています!
・暑さや寒さなどの体温調節機能が育つ
・有酸素運動ができ、基礎体力がつく
・免疫力が高まるLPSを積極的に体内に取り込める(土や空気中に含まれています)
外遊びするときは、衣類の調整がしやすいように薄手のものを何枚か重ねる、といった着方がおすすめです。
アウターはモコモコしたものがかわいくてつい着せたくなってしまいますが、遊ぶときは動きやすい素材のものを選んであげましょう。
汗をかいたら肌着は早めに着替え、冷えないように注意するのが大事です。
お風呂は肩までつかって、早めに寝ましょう
半身浴が注目された時期もありますが、冷え予防の入浴法としては肩までつかる「全身浴」がおすすめです。
特にいまからの時期寒くなってきますので、子どもといっしょにあったかいお風呂につかる習慣をつけたらよいですね!
からだをあたためるためには、40度から41度のお湯に10分から15分、肩までつかるようにしましょう。
また、最近はスマホやゲームなどの普及、習い事などにより寝る時間が遅くなる子どもが増えています。
寝る時間が遅くなることで自律神経が乱れ、冷えにもつながりますので、夜はできるだけ早く寝られるような環境作りにつとめましょう。
まとめ
子どもの冷え対策についてのお話でした。
現代っ子が冷え性になりやすい要因ももちろんありますが、特に幼児はもともと冷えやすい体質といわれています。
いろいろ工夫しながら冷え対策して、寒い時期を乗り切っていきましょうね!
「子どもは風の子」はウソ?年代別の冷え症状と対策 | HELiCO(ヘリコ) - あしたがちょっと健康に
HSR|子どもの病気 -足湯の効果- (hietori-rahall.com)
子どもの不調は“冷え“のせいかも?簡単チェックと改善法 | きずなネットよみものWeb (chuden.jp)
「光・暗闇・外遊び」で健やかに(野井真吾先生) | 子どもと暮らす住まいのカタチ「ウチトコ」 | Panasonic
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