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【Mom Garden Story】Vol.2 育児のプロがいてくれる安心感。産後は「頼れるものには全て頼る」

「マームガーデン葉山」をご利用された方にお話を伺う【Mom Garden Story】。2回目は、初産でご利用されたA.Iさんを取材。選択的未婚シングルで育児を始めるに当たって、助けになった「マームガーデン葉山」への思いを聞きました。

Profile:
神奈川県在住 A.Iさん(30代)
第一子との2人家族
滞在期間:2022年2~3月(16泊)

つわりに耐えつつ出産直前まで仕事

高校教師として働いており、高3のクラス担任をしていたので、教え子の進学や卒業を見守ってあげたいと、2月の出産予定日ギリギリまで仕事をしていました。出産まではつわりが治まらず、一時期は入院したこともあって、生むよりも生む前の方が辛かった記憶があります。
妊娠が分かってから出産までに人生の山谷を経験し、お腹の子は選択的未婚シングルで育てることに決めました。決めてからは「自分1人でどうしようか」と、さまざまな産後サポートを調べました。

行政のサポートよりも民間の産後ケアホテル

私は地方出身で、近隣に親類はいません。父と母は離婚していて母は既に他界しています。叔母と弟夫婦が地元に住んでいるので、里帰り出産も考えましたが、感染症の問題があって、地元の産院は里帰り出産を受け入れていませんでした。
となると、現在住んでいる神奈川で、一人で出産を迎えるしかありません。
行政の産後ケア事業もあったのですが、聞いてみるとおむつやパジャマなどあらゆるものを自分で持ち込む必要があり、産後直後に自分がそれをできるとは思えませんでした。
“産後ケア”について、必死に調べていたのをスマホが察知してか、民間の産後ケアホテルの情報がいつしか表示されるようになりました。「マームガーデン葉山」以外にもいくつかあったのですが、県をまたぐ移動が制限されていたこともあり、自宅から一番近い葉山に新設される「マームガーデン葉山」にお世話になろうと決めました。

見学はせず、オープン前に予約

「マームガーデン葉山」を予約したのは、オープン前の10月下旬です(オープンは2022年12月20日)。生む予定の病院では通常分娩で1週間、帝王切開手術になれば9日間の入院になることが分かっていたので、大体一カ月健診の少し前までを想定して16泊にしました。以前「マームガーデン葉山」の経営母体のリゾートホテルに泊まったことがあり、とてもキレイで丁寧だったので、見学はしませんでしたが施設に対しての不安はなかったです。

産院から直接マームガーデンへ

食事もお子さんと一緒

出産は比較的安産だったようで、退院は予定通りでした。産院から一度荷物を取りに自宅に寄り、その足で「マームガーデン葉山」へ車で向かいました。
葉山の高台にあるホテルは、まさにオーシャンビュー。冬の澄んだ空気もあってか、ロビーからの眺めが抜群でした。館内に入って、まず気付いたのは感染対策とセキュリティーが万全だということ。ベビールームには関係者しか入れず、ここなら安心して赤ちゃんを預けられると思いました。
アメニティーも十分なほど用意されていて、何も持って行かなくてよいのも助かりました。予約したときは「ちょっとお高めだな」と感じていたのですが、一日5食の食事にさまざまなサービスが充実していて、むしろ金額としてはリーズナブルだと思いました。

眠りたいときに眠れる環境で自分を労れた

マームガーデン内の岩盤浴

滞在一日目は、会陰切開の痛みが取れず、座るのも辛いほど。産院にいたときは、ひんぱんに授乳があって、寝不足が続いていました。「マームガーデン葉山」に来た夜は、ベビールームにわが子を預けてぐっすりと眠ることができました。とにかく「眠りたいときに眠れる」という環境がこれほどありがたいとは思いませんでした。夜中だけで無く、日中も自分が休みたいときにはすぐに預けられるため、本を読んだり午睡をとったりと、自分の時間を確保できるのがよかったです。
産後は一カ月お風呂に浸かれないものの、「ハーブテント」や「岩盤浴」で身体を温められたので、お風呂に入れなくても大丈夫でした。会陰の痛みも、おかげで早く取れたように思います。
妊娠中は「何かトラブルがあってはいけない」と思い、好きなエステにいけなかったので、「マームガーデン葉山」に来て、久しぶりにエステで身体をほぐしていただいて嬉しかったですね。
産院からそのまま自宅に帰って「ベビールーム」も「ハーブテント」も「岩盤浴」も無い状況だったら、赤ちゃんと二人きりで一カ月健診まで頑張れる気がしないです。

ミルクを吐いて慌てて相談。プロのアドバイスで安堵

24時間スタッフの方が常駐していて何でも相談できる環境には、精神的に助けられました。うちの子はミルクの吐き戻しがひどくて、飲ませてもその後に噴水のように吐いてしまうことを繰り返していました。心配になって相談したところ、助産師さんからは「この子は胃が小さめだから、この子に合ったミルクの量で気楽にやっていけば大丈夫」と言ってもらい、ホッとしました。自宅で一人だったら、あれだけ何度もミルクを吐かれたら、どうしてよいのか分からずにパニックになっていたと思います。
生んだ直後で自分の身体が万全でないときに、赤ちゃんのわからないことや気になることをすぐに解決できる体制は、大きな安心感がありました。

滞在中は同じ月齢のママとのつながりも

16泊の滞在中には、ほぼ同じ時期に出産したママ同士で情報交換もしました。ママたちとは、授乳室で一緒に授乳している間やげっぷが出るのを待っている間に、お互いに自然と話をするようになりました。
LINEを交換して、滞在が終わった後もママ友としてつながっています。先日はお食い初めをどんな風にしたかなどを伝え合いました。感染症の心配があって、児童館や0歳児教室なども軒並み中止だったので、同じ時期に生まれた子どもを持つママ同士のつながりは貴重ですね。

痛みが消え体力回復。この子を育てる気力を養えた

寝相アート

ホテルに来た時は身体はボロボロの状態で、歩くのも辛い状態でした。それでも日を追うごとに回復し、16泊が終わる頃にはすっかり痛みも取れて、健康な身体を取り戻せました。滞在中は「Mom’s class」に参加して、手形足形アートを作ったり、寝相アート写真を撮ったりして、ゆっくりママになる時間を楽しめたのも思い出です。生む前にシングルマザーの道を選んだものの、一人で産んだ後にどんな状態になるのか不安でいっぱいでした。「マームガーデン葉山」が出産前にオープンしてくれて、私のスマホに情報が届いて、本当に助かったと思っています。滞在している間に、心身共に気力が戻ってきて、ホテルを出発するときには「よし、この子を頑張って育てるぞ!」という気持ちになれました。

「頼れるものは全て頼る」産後の選択肢が増えてほしい

フォトスペースで記念撮影

私のように選択的未婚シングルの母親も徐々に増えていると聞きます。パートナーがいてもいなくても、産後は本当に大変です。もしパートナーがいても、仕事に出掛けてしまえば日中は母一人子一人になるので、状況はあまり変わらないのではないでしょうか。
これから出産される方には、産後は「頼れるものはすべて頼る」という考え方で、まずは自分を労ってほしいなと思います。産後ケアホテルなら、生んでから孤独感を感じることなく、子どもと向き合いながら、ゆっくりと自分の身体を休めることができます。
また、出産を控えた妻を持つパートナーの方には、「産後は大変なんだ」ということを知ってもらいたいですね。
中国や韓国では産後ケアが当たり前と聞きますが、日本ではまだ普及していないので、今後もっと「産後ケア」が普通になり、産後ケアホテルをはじめさまざまな選択肢が増えていくことを願っています。

さいごに

見学することなく、当施設を使うことを決めてくださっていたA.Iさん。
産後のボロボロな状態から、ホテル利用後は「よし頑張って育てるぞ!」という気持ちにならてたエピソード、大変嬉しくそして逞しく思います。

「産後は頼れるものはすべて頼る」この気持ちを持って、十分にご自身を労って欲しいというお言葉、すべてのお母さんに届いて欲しいと思います。

A.Iさん、インタビューのご協力、誠にありがとうございました!

>>【Mom Garden Story】Vol.1
「産後ケアはずっと続くもの」マームガーデンは、その始まりの場所

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