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【継続のコツ】英語を学び直すなら「締め切り」がカギ!

こんにちは。
英語コーチ/翻訳者のMariです。

私は普段フリーランス翻訳者としても働いていますが、この仕事で大切なのが締め切りを守ることです。

翻訳の仕事に限らず、みなさんどんなお仕事でも日々締め切りと闘っていらっしゃると思います。育児をしていてもいろんな書類の提出期限がありますよね(関係ないけど、なんであんなに紙の書類に何度も同じこと書かなきゃいけないんだろう、ブツブツ・・・)。

「締め切りが迫っている」、「締め切りに追われる」など、「締め切り」には割とネガティブなイメージがつきまといます。私も、娘が熱を出して保育園をお休みすることになると「締め切り前なのにぃ!」と思わず心の中で叫びます。

でも、この締め切りがあるおかげで、仕事ができているとも思うんです。

先日、在宅でお仕事をしているワーママさんとお話する機会があって、「翻訳って集中力が必要だと思うんだけど、在宅で集中力を保つ秘訣ってなに?私はついつい別のことをしてしまったりして・・・」と質問されました。

「タイマーアプリで時間を測りながら仕事をする」とか、「今やっているタスク以外の思いつきはメモしておいて後で対応する」とかいろいろ思い浮かんだのですが、なんで集中できるかってやっぱり「締め切りがあるから」だなと思いました。

締め切りというのはお客様との約束です。

それを破ってしまえば、当然信頼関係にひびが入りますし、その後の取引も続けてもらえるかわかりません。

自分のことを信じて依頼してくれた方と、これからも一緒に仕事をしていきたいという思いがあるから、締め切りを守れるように計画を立て、不測の事態も乗り越えて(あるいは乗り越えられるように前もって備えて)がんばれるのかなと思います。

逆に「締め切り=誰かとの約束」がないタスクは先延ばしにしがちです。新規取引先の開拓とか、デスク周りの片付けとか、大きいか小さいか、重要かそうでないかにかかわらず、やっぱり締め切りがないと後回しにしがちです。

そう考えると、やり遂げたいことがあるなら、締め切りをうまく使っていかないといけないですよね。英語学習も同じです。

仕事だとお客様や上司など他の人から締め切りを提示されますが、自分の意思で始めた英語学習はそれが難しいかもしれません。

英検やTOEICなどの資格試験を受ける方はその試験日がひとつの締め切りになると思います。でも試験に関係なく「英語を話せるようになりたい」という目的で学習を始めた場合、そういう締め切りがありません。

マイペースでゆっくり楽しむというのもありだとは思いますし、話せるようになるには、ある程度長期的な視点で練習していくことも必要です。でも大人が英語を学び直す場合、文法や発音ルールなどの基礎知識の習得は数週間から数ヵ月でひととおりやりきってしまうほうがいいと私は思っています。

決めた期間内にやったほうが、前にやった知識を忘れないうちに次の知識を積み上げられるからです。締め切りを決めずに、やったりやらなかったり・・・というペースになってしまうと、「前回から間が空いて、忘れちゃったからまた戻ってやり直し」というようなことが起こります。

なかなか終わらないと、始めたころの熱意もなくなってきてしまいますしね。

だからまずは、今取り組んでいるそのテキスト(文法や発音のテキストでも単語帳でも)をいつまでに終わらせるという「締め切り」を決めましょう。

できれば、それを誰かに宣言すると効果的です。別に実名でなくても、noteやSNSでつぶやくだけでもいいと思います。自分の外に出すことで、単なる自分の思いつきから「約束」に変えることができます。

「決めても守れないから・・・」と思うかもしれません。でもこれに関してはやってみないとわかりません。あとから調整しても大丈夫。ざっくり仮決めでいいから、とにかくまずは決める!

決めたとおりにいかなかったとしても、「1日の分量に無理があったかな」などと振り返って修正できます。締め切りがなかったら、それすらもしないですよね。締め切りっていうひとつの基準があるから、考えるし、行動できるんだと思います。

自分で決めた締め切りは、あなたを追い詰めるものではなく、自分を鼓舞するツールになります。まずは決めて、動き出してみませんか?

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英語の基礎(=文法・発音・基本語彙)に救われた経験をもとに、基礎を味方につけるコーチングを提供しています。

仕事、育児、家事・・・英語学習以外にも大切なものを抱えながら続けていかなければならないのが、大人の学び直しの難しいところ。

だからこそ、最初に基礎固めをすることで、その後の英語学習をスムーズにしていきましょう。基礎ができていないから、同じところで足踏みしたり、何度も後戻りしたり・・・そんな時間の使い方はもったいないです!

無料カウンセリングもありますので、
「何から始めていいかわからない」
「自分で始めてみたけれど、行きづまっている」
という方はご相談ください。

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