これから「1on1」を積極的にやっていこうと思う-3

前回1on1を始めると書いてから約3ヶ月が過ぎました。おかげさまで多くの方から依頼をいただき、途中からやってほしいなんてお声も頂いて、現在17名の方とそれぞれ6週間おきに、一回60〜90分で実施しています。大体の方とは3回目が終わって、半年が一旦の区切りなので折り返し地点にきたというところでしょうか。お互いの都合が合わなくて調整に難航してる方もいますが、順調にやれてるかなぁという感じです。

土日の夕方はほぼ1on1で埋まってる

当初の予定通り、土日の16時頃から19時ぐらいまで1on1で埋まるようになりました。延長しても次の人に迷惑をかけないよう、90分の枠にし、続く時は15:30〜17:00、17:00〜18:30、18:30〜20:00の枠が全部埋まってる感じ。仕事でもプライベートでも、予定がそこそこ埋まってないとソワソワするところがあって、自分にはこれが心地よい、これは自分自身の性格というか特性なんだと思います。集団の中にいるのは正直疲れるけど、1人であることがすごく好きなわけでもない。自分にとっても1on1のような少人数の場がちょうどよい空間なのかなぁとやっていて感じ始めています。

話を聴くことで感謝してもらえるという感覚

1on1では本当にリラックスしてそれぞれの方とお話ししています。お話ししていると書いたものの、自分の感覚では聴くを8割にしてるつもり。だけど、実際は半分くらい喋ってるケースもあれば、9割聴いているときもある。要は適当です。あんまり難しく考えるのでは無く、お互いが無理なく接することができるバランス、そしてあくまでも相手が主役の場であることを意識して、話しすぎないことを意識して、話し手の言葉に100%耳と心を傾けることを意識しています。そうすると、終わった後にほとんどの方に言ってもらえるのが、
・話すことで頭の中が整理できた
・たくさん話せてスッキリした
・話していてたくさんの気づきがあった
ということです。そして嬉しいことにとても感謝してもらえます。私はただ聴いているだけなのに、です。

自分の頭で考え、自分の口から発することの大切さ

このことから、「じっくり話ができる場、話を聞いてもらえる場」を多くの人が必要としているんだということに気づくとともに、欲してるのはアドバイスではなく、「自分の頭で考え、口から発する機会」なんじゃないかと感じました。
自分の経験上、外の人から言われる外発的なものではなく、内から湧き起こってくる内発的なものでしか本気では動けないと思っていて、1on1にはその内発的なものを湧き上がらせる力がある、ということなのかなと解釈しています。

人に話すからポジティブになり、既成事実になる

1on1を実施しているお一人からこの取り組みの効果について聞いたところ、こんな意見をいただきました。
「この1on1では、自分に不安な感情があったとしても、第三者の人に話すことでポジティブな言葉に変換して話そうとする。そしてそのポジティブな言葉を自分の口から発したということが既成事実になるので、その自分の言葉に勇気づけられて前に進もうと思える」
この言葉は本当に大きな気づきでした。確かに人に自分の話をする時に、あれもダメ、これもダメとネガティブな話しかしなかったら聴き手にも失礼だし、少しでも前向きな自分を見せたいなと思うのは普通の感情だと思います。一人で悶々と考える時は頭の中をネガティブな感情がグルグル回っていたとしても、相手に話す時にはポジティブ変換されてる。そんなことってたくさんあるような気がします。

折り返しの3ヶ月も聴くを楽しみたい

取り留めもなく書きましたが、この活動を始めて相手にgiveする気持ちでスタートしましたが、結果自分が一番giveされておりなんだか申し訳ない気持ちになっていますが、win-winということで残り3ヶ月も楽しんで続けていこうと思います。17人それぞれがそれぞれのシチュエーションで色んなジャンルの話があり、視野が広がってる実感もあります。正直平日も仕事で1on1、土日も1on1と、どれだけ1on1が好きなの?と自分でも思いますが、好きなことができているということに感謝しつつ、引き続き頑張っていこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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