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【ペットボトルキャップのシーリングスタンプ】の続き①

前回ペットボトルのキャップでシーリングスタンプをつくるワークショップをご紹介しましたが、
今回使用したオリジナルスタンプは3Dプリンターで出力したものを使用したので、どういった材料でどこに苦戦したのかを書いていきたいと思います。

通常のスタンプは金属を加工したものです。
金属を切削となると費用がちょっと、、、
ということで、Form3で耐熱性に特化した材料を探しました。

https://www.form2.shop/product-page/resin-rigid-10k

まずはペットボトルを粉砕したチップがどのくらいの熱で溶けるかテストし、200~210℃で焦げ付きもなしで溶けました。ペットボトルキャップの種類やチップの細かさや環境条件に左右されるのであくまで今回の場合”は”です。
キャップの種類によって粘度も違います。

チップを粉砕したものを金型を温める機械の上に置く
数分置いて、、、
竹串で突いてみた

わかりにくいですが竹串で突くと同じ白っぽいチップでも手前は伸び、奥はツノが出る程度です。
通常の製品でも樹脂ごと、配合などによってに設定は異なります。
なので今回結構悩まされたのが「型への食いつき」でした。

3Dプリンターの型を2種類でテストしました。
1個は波模様
もう1個はふじきゅん

左;シーリング  右;(左を)押した3Dプリンター
左;シーリング  右;左がわかりにくいので成形で使用する材料で押したシーリング

ふじきゅん全然押せてない、、、
データ作成で深さは一緒にしています。
が、どんなに踏ん張って押しても樹脂が入り込まない。
型って難しい、、、

波模様の方は、テストも含め数十回は押しましたが割れもせず元気に押せています。射出成型機で使用した場合、どのくらい耐久できるか今後テストしていく予定です。
ワークショップで「ふじきゅんは?」とご意見もありましたので、


頑張ります。