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製造業でサブスクはできるのか?

結論から言うと『できます』というか『できました』

サブスクといえば、月額や年額といった定額料金を支払って一定期間、商品やサービスを利用できる仕組みのことで、今や当たり前のサービスです。自分も音楽や映画で利用しています。
このサブスクの仕組みですが、利用者側にとってお得なのはもちろんですが、運営側にも色々なメリットが考えられます。
ちょっと考えてみるとこんなところでしょうか?

  • 安定した収入が見込める

  • お客様と継続的な付き合いができる

  • 要求に対して柔軟な対応がしやすくなる

  • 収益の予想が立てやすい

これって自社でも取り入れない手はないなと。。。実はここ数年間考えて続けていました。で、結果として製造業である弊社でもサブスクは取り入れることができました。
言い方の問題で月契約という形をやられている会社は多いかもしれませんが。。。あくまで弊社の場合ということで

A社の場合
自社で装置を開発・販売しているメーカーさん。既存装置のリニューアル、新装置の開発、操作するアプリのデザインなど、要件が多岐に渡るため、その都度、見積→承認→実行の流れを踏むのがかなりの手間になってきました。さらに、ちょっとした設計や素材に関するご相談もあったことから、サブスク契約の形態に変更させて頂きました。
サブスクの形態にしたことでいちいち見積・承認する手間がなくなり、さらにちょっとした相談事も気軽にしていただくようになりました。

B社の場合
もともと製造業ではない会社がある自社商品を作る際に、試作・検証から製品化まで製造業の視点でフォローして欲しいとの内容。1年以上かかる長期のプロジェクトのため、一括でお支払い頂くとかなりの高額になってしまうことから、弊社の費用に関してはトータルの費用と納期から月割り計算でサブスクの形態を提案させて頂きました。
お客様としては一回で高額なお支払いをすることがなくなり負担が軽減されるとともに毎月お支払い頂くことで納期意識が強く芽生えました。

サブスクの形態を考え続けていたとは言いましたが、結局のところお客様にメリットがなければサブスクで契約していただくのは不可能です。
実際に弊社もほとんどのお客様は案件ごとに見積させて頂いています。

しかし、何らかの形でメリットを見つけ出していただければサブスクの形態でも契約していただけます。もちろん自社に合ったやり方を見つける必要はありますが製造業でもサブスクはできます。

あ、もちろんサブスクだけにこだわるわけではなく、従来の案件ごとの契約もやりつつ、結局のところ内容に応じて柔軟に対応していくことが大切なんだと思います。

サブスクも案件単位もご相談はお気軽に!!