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No.65 フランス・ブザンソン駐在妻、フランスの布マーケットに過去1番興奮する🇫🇷


2023.4から約1年間、夫とのフランス・ブザンソンでの海外赴任生活をお届けする駐在妻のnote。
(2023.12.4)

フランスに来てからこんなに興奮することがあったでしょうか。
何気なくインスタを見ていたらこんな広告が飛び込んできました。

フランスに来て最初に覚えた単語はTissu=布。
そして1番大好きなフランス語…。
この広告に映る写真のなんと魅力的なこと…。
多分これは布関連のイベント❗️
行くしかありません。
行かなければいけません。
早速ホームページに飛び、オンラインで必要項目を入力してチケット購入。こんな時ばかりはフランス語も苦じゃありません。よくわからんオンライン申込みもサクサク進んでしまう…。
1人4€。払いますとも。喜んで。

会場は中心地からやや離れており、ブザンソン駅からバスで約15分程度のところ。会場の駐車場にはたくさんの車が停まっており、スーツケースを引く女性の姿がちらほら。これは布市の特徴です。
スーツケース&マスク😷は世界共通の布市ベテランの証。会場が近づくにつれスキップしたくなってきます。当日は大雨だったけど、そんなことは問題ではありません。

こんな大きな会場で布市が❗️と期待に胸を膨らませて入場…すると、会場はこちらではなくもっと奥の方だと案内されます。奥に進むと人が出入りしている小さな入口を発見。

あれ、思ったより小さいけど大丈夫かな?と不安に思いつつ、チケットのQRコードを見せます。係の人がめっちゃ笑顔で「Have a fun!」と会場へ送り出してくれます。会場へ一歩足を踏み入れるとそこはもう布だけの世界❗️
いろんなお店のいろんな布が山積みで置かれています(*´ω`*) 圧巻です。パリの繊維街に行ったときのような高揚感です。

ソファカバーやクッションカバー用の厚手布地
会場は大きなカバンを持った人ばっかり!
いろんなお店が出店してる。
お洋服に使うニット布地もたくさん❗️
コーデュロイ、ベロアも山積み。
日本では見たことない展示方法
稀に綺麗に布を扱うお店もあり。
とにかくマダムだらけ。

私は日本にいる時は年に一回10月に開催される布市がとても楽しみでした。理由はよくわかりませんがかなりの捨て値で販売されており、イタリアの布地が9mで2000円など信じられない価格で販売されていました。今年はその布市に参加できないのでとても残念に思っていました。しかし遥か遠く離れたブザンソンでも布市に出会えるなんて幸せの極みです(^^)
日本ほどの安さではないにしても、日本ではこんなにたくさんの、主にお洋服の製作に使用されるニット布地やポリエステル布地には出会えません。
そして何より柄物が多い❗️
明るい柄を好む国民性なのか、いろんな柄物生地があります。日本ではあまり柄物は好まれないので、例えばニット布地の柄物は大きなお店でもなかなか見つけられません。
どうせなら日本では手に入れられない布地が欲しいと思い、気に入ったニット布地を購入していきます。
布にもよりますが1mあたり6〜10€の価格帯が多いようです。お気に入りの布を見つけたら店主に声をかけて、何m欲しいか伝えます。店主が長さを測り値段を教えてくれるのでクレジットカードで支払います。どこの店舗でもクレジットカードが使えました。

垂れ下がった布の間からなんとか店主に声を掛ける。
革製品もたくさん。

ちなみに私が布に興奮している間、夫は会場奥に設置されているカフェで待っててくれました。そこのカフェには、興奮した妻を待つ夫たちがたくさんいました。
かなり大きめのカバンを持っていきましたが結局パンパンになるほど布を買いました(*^o^*)

このイベントはブザンソンでは春と秋の2回開催さているようです。春のイベントに気づけなかったことがかなり残念ですが仕方ありません。
このイベントは熱気がすごいですし、どのお店の店主さんも優しいのでとても楽しいです♪
ニット布地を多めに購入しましたが、今からどんなお洋服を作ろうかワクワクします。
この妄想が出来るだけでしばらく幸せです♪

機会があればまた来たいです(*´ω`*)
世界中の布市に行ってみたいなぁ〜

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