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ぼちぼちnote

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2018年10月の記事一覧

こそばゆい失恋

こそばゆい失恋

こそばゆい話をしよう。

「その人、というのが今のパートナーです」みたいなハッピーエンドではなく。

失恋について。

恋と愛の違いとか、好きなタイプとか、そういうのは、いまいちピンとこなくて。
人の話に、流され、流され、行き着くことなく宙ぶらりん。

そんな私も、失恋を味わった。

少しずつ、思い出に変わる。
原型を留められず、きれいになっていく。
そんな失恋の記憶。

あー、自分が言うの、こ

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続けることは狭いのか

続けることは狭いのか

いつか、何かの面接練習で聞かれたことがある。

「 小学生から今まで同じスポーツを続けてきました。」と私が答えた後の、追加質問。

「 同じことばかりして、視野が狭いとは思いませんか。」

その時、何と答えたか覚えていない。

だけど、今になっても、その質問を覚えているくらいだから、言葉に詰まってしまったのだろう。

続けることは、狭くないと言いたかったんだろうけど、言葉にならなかったんだろう。

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うっとりしちゃってさ。

うっとりしちゃってさ。

美しい髪。
想像するだけで、うっとりしちゃうね。
美しい髪には、そんな力があると思う。

現実を美化する力。
目の前の世界に、幻想を美しく映し出す力。

雰囲気イケメン。

これまで経験則的に、記憶に刷り込まれたイケメン像。
それによって、よくよく見えなくとも、いや、よくよく見せなくとも、醸し出されるイケメン感。
髪型が1つのキーポイントになっている気がする。

後ろ姿美人。

「振り返らないで

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ありがとうピコンピコン

あのピコンピコンに耐えるのが苦手。
ゲームでも、日常生活でも。

敵からのダメージ。
ゲージが点滅し、心拍数の下がり過ぎを知らせる警告音のようなピコンピコン。
(各自で抑揚をつけて読んでください。せーの)
ピコンピコン。

はー、一刻も早く、回復せねば。
はー、このターンを攻撃に使う方が賢いのかもしれない。
そんな駆け引きしている場合ではない。
私にとっては、ピコンピコンから抜け出すのが最優先

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おしゃべりの魔法

おしゃべりの魔法

私は、しゃべれるような気がするものが、人間以外に2つある。
1つは植物。もう1つは、捨てられなかったぬいぐるみたち。

植物に関しては、自分でも不思議なんだけれど、昔からずっとしゃべれるような気がしていたのではない。
きっかけになる出来事があって、それを境に、その感覚から抜けられなくなった。

今年の2月、1人で平安神宮の庭園を訪ねて、植物に囲まれて過ごした。

すると、庭園を見事に形作る植物た

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