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スポンジを使うキャパシタ型アンテナ

【アンテナはIoTの要素技術】

アンテナ技術は市場ニーズが高い。安く経済的で短い波長に対応する小さなアンテナが求められている。

近年は通信電磁波にはミリ波が使われる。ミリ波は1ミリから10ミリ波長。アンテナはその半分程度の大きさ実効長さが必要。コンデンサ型アンテナで空気の誘電率なら0.5ミリ厚ぐらいでしょうか。

その0.5ミリ厚の絶縁体をスポンジで作り磁性粉末を分散担持するコンデンサを作ればミリ波アンテナになるように思ってます。
波長なの対して0.5なのか、もっと小さいレベルなのか、サイズ感がアンテナの理論は難しい。そこは作製技術を検討しながら調べるんでしょう。

0.5ミリ厚のスポンジも切り出すのは難しいでしょうね。厚い薄いと凸凹しちゃう。
そのぐらい薄いとクレープ的に焼いてスポンジを作るイメージでしょう。発泡剤を入れてパンケーキ生地のような有機液を焼くような作り方です。

全体をセラミックで作るコンデンサより磁性粉末とスポンジを組み合わせれば軽くて省材料になると思います。磁性粉末は鉄が基本ですがネオジムなどレアメタルを使うので省資源は望まれるはずです。

センチメートル級のスポンジで作ってみて試してから微細化対応したいです。

スポンジへの粉末担持は簡単にできるでしょう。でも粉末担持の位置あわせを厳密にするのは難しいかも。そこにもサイズ感が必要です。

ボンヤリとした感覚はありますが解像度の高い設計には進めてないです。

設計方式の模式図を示しました。

スポンジキャパシタ型アンテナ



氷キャパシタ型アンテナ

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