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#15 道志村杉の皮むき女始動


さてみなさんお待ちかね(ほんとか)、第2回杉の皮むきの回なのである。

前回第1回目の様子はこちらをご覧ください。

とそんなわけではじめた杉の皮むきですが、あれから道志村も本当に暑い日が続き、とても作業できる状況ではなくてなかなか第2回ができずにいました。

9月に入って一気に気温も秋めいてきて陽気も落ち着いていた週末、たまたま道志に行く日があったので思い切ってまたCSD2.0代表の河西さんに声をかけてみると、またまた、お、いきましょー!って二つ返事で10人ほどの屈強なメンバーたちを連れてきてくれました。

前回もそうだったんだけど、もうこちらが一声かければすぐに来てくれるし、河西さんがそこにいれば自然と人が集まってくる感じで、たくさんの人たちが当たり前のように一緒に協力してくれる。
いやぁ、控えめに言って神ですか。

これも河西さんの日々の努力をみんなが見ているから、信頼しているからなんだろうなということが、こんなにちょっと端から見ただけでもわかるんですよね。改めてほんとすごいです。

そんな河西さん率いるCSD2.0は会員制のサブスクキャンプ場でとっても面白いところなので、気になる方はぜひHPのぞいてみてください。


さぁ、1回目から2ヶ月たって皮がむけていない杉の木はまだこんなに残っていましたー!

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今回集まってくれたメンバーはこちらの方々です。

前回から2回目の参戦は代表の河西さん(前列真ん中)と魔サ屋さん(前列右端)で他の方は初めましてでした。

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さぁ、やるぞー

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みなさん皮むき自体初めての方も多かったので、また手探りでこんな感じ?と聞きながら進めます。

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やり始めてみたら
前回よりさらにやりづらい気が……

屈強な男性たちも苦戦!

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やっぱり前回よりもさらに皮がくっついちゃってる感じ……
もうぴったり張り付いてるのでどこからどう刃を入れていいのやらという感じです。

でも助けられたのは気温!
前回は30度近くあったんですが、この日は20度もないくらいの気温で驚くほど快適に進められました。

やっぱり暑い中やるもんじゃなかった。

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三重県でやっぱりサブスクのキャンプ場を開拓してらっしゃる方達も参戦。
林業が盛んな地域のようで杉の扱いもお手の物でした。あんなにカチカチにくっついてるように見えた杉の皮も彼らにかかるとするするとむけていってしまう。まさに百人力。

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休憩〜!

なんとなんと、池谷木工さんのお母さんが差し入れをくださいました。

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見よ、このホックホクで黄金色のかぼちゃ。
そしてこれぞ田舎漬けという感じの胡瓜の漬物。

これ以上のごちそうはないです。

かぼちゃも胡瓜もお母さんが畑で作ったものだし、今年は長雨で実りが悪くてね〜とぼやいてたけど、どちらも本当に美味しくてあっという間に食べてしまいました。

美味しかったです〜!!こんなにホクホクにどうやって煮るんですか?と話を聞きにいったら、あら〜よかった。男の人はかぼちゃなんか食べないかと思ったわ〜と恥ずかしそうにしながらもいろいろと教えてくれました。
そんな交流も楽しかった。

休憩後は頼もしいキッズたちも参戦!

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お父さんにやり方を教わりながら、意欲満々で挑んでくれました。ナイフの扱いも手慣れたもんだったなぁ。普段からキャンプ慣れしてる子はやっぱり強いですね。

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だいぶむけてきたけど、こいつが手強かった。

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木を斜めに立てかけると剥きやすかったり。いろいろと試行錯誤。

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わたしもやってみて分かったことが。釜や鉈を手前に引いてむくんだと思っていたんですが、実は手前の木材の端の方から鉈を差し込んでペリペリっと剥がしていったほうがよくむけるということに2回目にして気がつきました。

というか上手い方たちのやり方を見て覚えました。

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こんな感じ!

うまくいくと1本丸ごとペリペリっと剥がれます。

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手でむけちゃう。

これが気持ちいいのです。

切り立ての杉の木ならこんな感じでむけちゃうんだそうです。
だからみんな皮を剥く時には、切り倒したその場で剥いちゃうんだそう。
でも今回は材木にした切れ端を安く譲ってもらったものなので、皮は剥いてなかったというわけです。

そして時間がたってしまったので、なかなかペリペリと剥けるものは少なくて苦戦しました。

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さあいよいよこれが最後の1本!!

みなさん後半慣れてきて本当に早かった!

わたしなんか3本くらいしかむけなかったけど、その間にほとんど終わってました。

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最後までとても丁寧にやってくださいました。

そして……

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終わったーーーーーーー!!!!

今回本当にあっという間で、えっ!?もう終わったの!?という感じで終了しちゃいました。

みんな疲れた顔も見せず、いい経験できたーとか楽しかったと言ってくれて本当に笑顔で、よーし、ワラジカツ丼食いにいくぞー!とまた来てくれた時と同じようにさらりとあっという間に去って行きました。

本当にありがとうございました!

もはやCSDのみなさんなしではわたしの本屋は完成しない気がしてきました。次回はまたぜひ壁貼りのときも参加をお願いしに行きたいと思っております。またよろしくです〜!そして我こそは参加したいぞという方のご連絡もお待ちしておりますので、ぜひぜひ道志村まで自力で来れるよという方はふるってご参加ください!

でも次回いつになるかな。

いただいたサポートよい本屋を作っていくために大切に使わせていただきます。サポートしていただいた方にはもれなくわたくしの心からのスマイルを送らせていただきます!念をこめて。