(4)既卒フリーターが公務員試験を最終合格するまで

ある時は臨時職員をしつつ隙間時間に必死に勉強して、ある時はバイトをしながら帰宅したら寝るまでひたすら勉強の日々を過ごした。
とにかく働きながら勉強しまくった。

そうして迎えた2020年公務員受験シーズン

出願先は、去年の反省を踏まえ受験出来る日程は全て受験しようと考えて出願しまくった。
国立大学法人、臨時職員でお世話になった地方上級、東京都、国税、国般、C日程市役所。

結果としては
国立大学法人 内定
お世話になった地方上級 内定
東京都 1次合格 2次辞退
国税 1次合格 2次辞退
国般 1次合格 2次以降辞退
C日程市役所 1次辞退
という大勝利の結果となった。

自分が志望していた地方上級のところに進路確定させてあとは全て途中辞退した。

2020年の公務員受験面接で強く感じたことは、面接では自分が成し遂げた事よりも大きな失敗談の方がウケるという事だ。他人の不幸は蜜の味というくらいだから、やはり面接官の食いつきも全く違った。そのどん底を経験してからどの様にして這い上がって来たのかをしっかり話すことが出来れば高評価を貰えることがわかった。

これで長かった公務員受験が全て終わった。

一時期は死を意識するほど辛かった公務員試験だったが、それを乗り越えてもがき続けて来たからこそいい結果で終えることができた。まさに継続は力なりであった。

いま、公務員試験で不合格となり絶望の真っ只中にいる人も居ると思う。私も去年まではその状態だった。しかし人生の中で絶望するほど挫折する経験は、全力で真剣にやっている人しか出来ない経験であると私思う。

自分の至らない点や不十分だったことを全て炙り出して、改善する事に全力を尽くしてほしい。
辛く苦しい状態が正常であることを心に刻み長く険しい公務員試験を乗り越えていってほしいと強く思う。

私の様な既卒職歴なしフリーターでも、実力をつけて努力し結果を出せば最終合格及び内定を貰える公正公平な試験が公務員試験であるから、怯えることなく挑戦してほしい。

頑張れ受験生!負けるな受験生!
地道さに疲れ涙に濡れる夜はどうか思い出してほしい。君と同じ道を歩いて内定を勝ち取った人間がいることを。その歩みは決して間違ってはいないし1人ではないということを。

質問等ありましたらコメント欄にお願いします。

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