【読書感想】異変ありや 空也十番勝負(六) 佐伯泰英
この本の概要
感想
前回、長崎で酒匂一派の長男と尋常の勝負に及び、瀕死の重傷をおった空也くん。
今回は死にそうになってるところからのスタートです。
ま、主人公ですのでもちろん元気になります。
そして元気になった空也くんは刀に加えて鉄砲を学び、海外を知ります。
空也くん、とうとうワールドワイドな男になってきちゃったよ。
でも、清国での空也くんは日本で武者修行してるよりイキイキしてて、浪人時代の磐音が江戸であれこれしているときを思い出しました。
シリーズがいつまで続くかわからないけど、幕府がそう長くはもたないというのがストーリーのなかでも語られるし、今後が気になるところだ。
ワタクシ的名言
いつもしっかり武士している空也くん、清国にきて、ちょっとテンションあがっているのか、長崎弁で会話に応えるというユーモアを発揮しました。
シーン的に結構ピンチな場面での会話なので、私はちょっとだけ「あぶない刑事」のユージとタカを思い出しました。
清国の空也くんは、磐音の若い頃みたいで読んでて楽しかった!!
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