バチェロレッテ3を批判している人、マジでやめてクレメンス

賛否両論の「バチェロレッテ3」の、「否」の方の意見を見ると、とんでもなく悲しくなってくる。
なぜなら、私のモテない理由の答え合わせのような気がして、身につまされまくるからだ。

まず、前提として、私はバチェロレッテ3の亜樹さんを、人としても女性としても、とても素敵だなあと思っている。
凛とした佇まい、パッと弾ける笑顔、教養の高さ・・・
リスペクトが止まらないし、私もあんな、かっこいい素敵な女性になりたい！

しかし、世の男性はそうではないらしい。

異例の辞退続出に、過去シリーズと比較した際の期間の短さ、予算の縮小等もあれど、私は恐れおののいた。
フェミニズム丸出し投稿ごめんだけど、「自分より強い女性が嫌い」な男性ってまだ多いよね。

亜樹さんへの批判の声、言葉を遮って喋る、言い方がキツイ、スキンシップしない、愛想が良くない・・・
全部自分に言われてるみたいだった。心当たりありまくりだった。
あと思考回路がめちゃくちゃ似ていて、誰をどのタイミングで落とすか、全部共鳴したため、情報を追うたびに、エゴサしている気持ちにすらなった。

女友達4人で、あーだこーだ言いながらバチェロレッテを見ている中で、
梅ちゃんの友達宣言すれ違い問題が、私だけ理解できていないところも共鳴した。
「悔いはあります」の方が本音だよ、と友達に丁寧に解説をされ、
自らの非言語コミュニケーションの苦手さに改めて気づかされた。

（ちなみに私は美人でもハイスぺでもないので、なおのことモテないのである、まじつらい）

私は長い間、マッチングアプリ芸人をしながら
「私が男だったら私と付き合いたいし、私みたいな男がいたら私と付き合いたい」
と自己肯定感つよつよオバケとして生きてきたし、堂々公言していた。

その発言をした際、1歳上の会社の先輩から、
「お前はマジで男心がわかっていない」と強く言われたことがあった。

先輩の言い分では「男を立てる」「男に負けてあげる」ということを覚えないと、一生モテない、ということだった。

てかさ、「男を立てる」って、まじなに？

意見言わずにニコニコしててほしいだけなら、UFOキャッチャーでとったパンツぎりぎりのフィギュアにでも話しておけ、と思ってしまう。

ハイスぺ男性は女性に、学歴やスペックなんて求めてない、という持論を振りかざしたり、もっとスキンシップとったらいい、オスみとメスみがほしいという、キラキラした女性たちもいる。
いわゆる「女らしく」ありたい、古典的な女性もいることも、事実。
女性の特権を使う人もいれば、男性と同じ土俵で戦いたい女性もいる。

女らしさってなんだろう。男らしさってなんだろう。
改めて強く考えさせられる。

多様性のこの時代に、ポカンと胸に空いた謎の生きづらさに、
まだ答えは出ていない。