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270万円が3倍に??近況報告③

みなさま
こんにちは
そして初めましての方も
いらっしゃるかと思います

Twitterでは「モコルフォ」(mokorpho3653)
という名前で株式投資に関する
情報発信をさせて頂いております。

フォロワーの皆様がたには
近況報告しておりますが
2021年9月に
「乳がん」に罹っていることがわかりました
そしてすぐに抗がん剤治療を開始しました

今年の1月で
病気の治療がようやく終わりました!
※といっても副作用による投薬打ち切り

2021年10月より始めた治療ですが

いや・・
ホントにキツかったです
未だに副作用の症状も残っていますし
以前と比べると
明らかに体力・筋力は減ってしまい
ご飯を食べる量も減ってしまいました

がんに罹ると
病期(ステージ=0~4の5段階)が
診断されるのですが
私の場合は
ステージ3でリンパ節転移が見られる状態
昨年4月に手術で除去したのですが
転移したがん細胞全て取り切れず
残念なことに完治は難しく
再発・転移は避けられない状態です

とは言っても
いまのところは
ご飯も食べられる、お酒も飲める
仕事もなんとかやっていけて
相場も楽しめる
生活に特に制限もなく

いつ来るかわからない
Xデーを待っております

さて今日の本題
「270万円が3倍に?」のお話

これはいったいなんの話かというと
「生命保険」の話になります

親族をなくされた方は
ご経験あると思いますが

なくなった方の銀行口座他
お金に絡むものは
口座が凍結(ロック)されます

そうなるとまぁ
めんどくさい事になるため
「保険金」という形で家族に残すことにしました
とはいっても
「がん」に罹っている人間が
入る事ができる保険はかなり限られ

いわゆる「無条件終身保険」と言われるものしか
入ることができません
はじめに勧められたのが
アフラックの終身保険
48歳
払込は月1万円
2年以上支払った場合
受取保険金は223万円

このタイプの保険の場合
長生きすればするほど
払込金額が増えるため
もし長生きしちゃった場合は
受け取る保険金より
払込金のほうが多いという現象になります
掛け捨てではないものの
解約すると払込の半分程度しか戻ってきません

ひょっとすると長生きはできないかもと思いつつも
これはちょっと微妙な内容・・

そこで案内されたのが
「一時払い終身保険(外貨建て)」です
保険金をまとめて支払い
(これを一時払いというそうです)
契約時点で
私がちんじゃった時に
家族が受け取る
受け取る保険金が確定します


住友生命 ふるはーとJロードグローバルⅡ
米ドル建て
最低100万円より
経過条件=2年

2年経過後の受取保険金
⇒払込の357%(3.57倍)で固定
運用利回り
⇒10年まで3.8%、10年以降4.15%
10年未満の解約手数料控除5%
仮に1万ドル分申し込むと
受取保険金は35,700ドル
※損益ライン1ドル39円


第一フロンティア生命プレミアプレゼント3
米ドル建て
最低100万円より
経過条件=10か月

10か月経過後の受取保険金
⇒払込の291%(2.91倍)で固定
運用利回り
⇒4.24%
10年未満の解約手数料控除5.5%
仮に1万ドル分申し込むと
受取保険金は29,100ドル
※損益ライン1ドル48.1円

経過条件未満の保険金受取は
払込分がそのまま戻ってくるだけです
つまり②のプレミアプレゼントは
契約して10か月経つと
受取保険金が約3倍になるという仕組みです

条件は入院していない
余命宣告を受けていないだけで
がんだろうが他の病気だろうが入られます

あと上記の受け取り保険金や
運用利回りは
固定金利です

他社も同様な一時払い終身保険がありますが
ピンキリで
解約制限がないものは
受取保険金も低く、米ドル建てですが
30%増しくらいしかないものもあります

円貨運用型もありますが
利回り0.1%、受取保険金は払込額と
ほとんど変わりません
担当に聞いたところ
為替リスクを極度に嫌う方もいらっしゃるらしく
預金凍結リスクを回避できるのと
相続税軽減(1人あたり500万円控除)につながるため
円貨運用を選ぶ方もまぁまぁいるそうです

他のリスクは保険会社の倒産ですが
第一さんと住友さんなので
この点は深く考えなくても良いでしょう

なんでこんな条件になっているのかというと
アメリカの政策金利が
みなさんご存知の通り
現在5.25%になっております
その背景もあって
このような
固定受取保険金と運用利回りになっているわけです

正直資金運用という視点で考えるなら
もう少し良い方法があるかもしれませんが
私がおっちんじゃった時に
家族がすぐ受け取れるお金を残すと
いうことが趣旨なので
受取保険金が払込みの約3倍になるという点が
非常に魅力的に感じました

家族と相談した結果
私がバタンキューとなっても
とりあえずすぐ使えるお金が
1000万円くらいあれば大丈夫ということで
①を120万円分(約8600ドル)
②を150万円分(約10800ドル)
270万円分/19400ドルの払い込みで
受取を約62000ドル
1ドル138円換算で為替手数料差っ引き
850万円分の受け取りになるような契約にしました

アメリカ政策金利はひょっとすれば
あと1~2回利上げの可能性があるかもしれませんが
多分もうピークアウトだと思っております
※株式市場は年後半利下げを想定してますし・・
利下げされると
当然上記の条件も下がるので
為替はもう少し円高水準を期待しましたが
100%の損益ラインは30~40円台なので
ここで契約することにしました

もし為替が円高になったり
金利が2回くらい上がったりして
条件が良くなったら
もう1~2万ドルくらい
ナンピン買い(注:ナンピンではないですが)
しようと考えております

最大のデメリットは
受取保険金は
私は使えないってこと
でも家族の不安がちょっとでも軽減できれば
それは幸せなことですよね

今回のお話は
病気を患った私が
お星さまになった時に
家族に不安にさせない方法のひとつを
紹介させていただきました

保険商品については
保険代理店や金融機関で聞いてみてください
ひょっとしたら
もっと良い商品があるかもしれません

ここまで
ご拝読ありがとうございました!

読んでいただき ありがとうございます みなさまの応援サポート とても励みになります いただいたサポートは 子供の笑顔になるために使いたいと思います がんばります!