1-25ホロスコープ

日本の季節七十二候にそってお届けする星占い《こよみ星よみ》1/25〜1/29の星占い

★只今の季節・水沢腹堅(さわみずこおりつめる)

1/25~29は、二十四節気・大寒(だいかん)のうち2番めの季節、水沢腹堅(さわみずこおりつめる)となります。

日は少しずつ長くなってきていますが、地上では最も寒い時期と言われています。実際、一年で最も低い気温を記録することの多い頃です。流れる沢の水も凍るとされています。

地表の水は凍りますが、今は立春の前の十八日間に当たる土用の期間です。大地は次の春に向けた準備を着々と進めています。寒さのピークは今ですから、ここさえ乗り越えれば春がやって来ます。体調に気をつけながら、気持ちを強く持って過ごしましょう。

★星よみ (1/25~29)

図は1/31の月食時の星の配置図です。前回からの流れで、25日に牡牛座で上弦の月を迎え、天空の星模様は、31日の獅子座の皆既月食に向かっていきます。

月食は、理科的に見れば、いつもは月に届いている太陽の光が地球にさえぎられる現象です。(占星術的には、ドラゴンヘッド/テイルと満月の軸が重なると、月食となります。)

太陽は現世における目的意識であり、月は精神のなかの潜在意識(普段自覚できない意識)です。潜在意識は、自分の精神の中での帰るべき家のようなもので、ここが心の土台となります。普段表に出ることはありませんが、土台ですから、ここがしっかりとしていることは、人生を拓いていく上で必要不可欠となります。

ふだん月は、太陽という外側の意識に強く照らされていますが、月食時は、その太陽がさえぎられることで、現世の表面的な目的意識に隠されがちな、深い内部の意識に、いつもよりアクセスしやすくなると考えられます。この世(今生)のしがらみから、意識がフワッと解放されやすく、その分自分の魂の純粋な部分に触れやすくなるのでしょう。

月食は占星術的に言えば、ドラゴンヘッド/テイルの軸と満月の軸が合わさることである、と先に申し上げました。

ドラゴンヘッドは過去生でやり残した課題、自分が今生で果たしたい目的を表すポイントであると言われています。つまり業(カルマ)です。業というと罰のような印象を受ける方もいますが、ポジティブなイメージに書き換えれば、つまり単に「この人生でやりたいこと」なのです。だから私たちは産まれてくるのです。

つまり、月食時は自分の業(=やりたいこと)に意識が向かいやすい時だということです。今回の月食時の月は、獅子座12度(※数え度数)で、10ハウスという「天職・ライフワーク」を意味する部屋で起こります。

まずリラックスしましょう。難しく考えず、仕事や暮らしに「遊び感覚」を取り入れることです。

自分を殺している時間が長いと感じる人は、まずその感覚から脱することを考えましょう。具体的には、本当にやりたい仕事、ワークライフバランス、暮らし方を実現するための方法を考えましょう。まずはそこからです。

すでに自分のやりたいことをやっていると感じている方も、仕事・暮らし方に対する意識に、さらに自由な発想を取り入れましょう。やりたいように、やってみましょう。

自分を閉じ込めることが出来るのは自分だけ。本当は好きなことを、好きなようにやって良いのです。そういった自己表現をしないのは、自分のみならず人類全体の損失なのですよ。太陽が水瓶座にあるので、こういった大きなビジョンでものを考えるのも大事です。

★まとめ

現在1/25〜1/29 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)の時期は、地表の水は凍りますが、大地においては、次の季節に向けて着々とエネルギーが動き始めている、というタイミングです。目に見える現象は過去に起こったことの残影のようなもので、本質はエネルギーにあります。

物事を、現状で判断せず、「どうなっていきたいか」というちょっと未来目線で考えていると、そこに引っ張られるように、人生は動いていきます。過去の結果が現在で、未来を創るのは「いま」の心です。

自分が「人生を遊ぶこと」が、みんなのためにもなります。自分の内側が望んでいることを、引き出し、遊びましょう!

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次回の発刊は1月29日の予定です。1/30~2/3までの暮らし予報をお届けします。お楽しみに!

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