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変態青年5

こんばんは・・・。もっこつです。凸凹な続きをどうぞ。彼はパソコンジャンキーだ。家にいるときの8割はインターネット。主に音楽と買い物。いつまでたっても買物欲は衰えない。ある日、僕は光を買った。眩しいのはわかっている。でも着てみると僕にはまぶしすぎて売ることにした。ある日。僕は闇を買った。着てみるとしっくりくる。僕は闇を売らないでクローゼットに入れた。ある日。僕は愛を買った。しかし僕の首には重すぎて売ることにした。ある日、僕は傷を買った。首にしっくりきていい感じだ。僕はアクセサリー置き場に傷を入れた。暗いな、暗いよ君。だって僕は今落ち込んでいるんだよ?だから何だっていうんだ。泣くことさえできないくせに。僕は泣くことができなくなったんです。ほーどうして?僕はいつも泣いているから泣いていないんです。どういう意味だ?僕の中の闇ほど悲しいものはないんです、世の中に。闇か。自分勝手だな。闇とは自分勝手なものだよ。ただの言い訳だ。話してごらんよ。なんであなたに?私にと言ってはいない。隣に大切な人がいるじゃないか。え、妻ですか?そうだ。闇は話さなければ解決しない。話してごらん。君は話さないだろ?ええ、昔からの癖ですし。自分の殻に閉じこもるというんだよそれは。君が前に進むためには話さなければならない。君の気持ちを。話してごらんよ。ええ、なぜか涙が出てきました。

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