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アメリカ駐在物語 ⑬子供は皆アーティスト!

〇〇 is artist! (〇〇は息子の名前)息子の同級生の女の子に言われたその言葉を今でも鮮明に覚えています。その時、息子は6才。キンダーガーデンにスクールバスで通い始めて間もない頃でした。

渡米して間もない頃だったので、息子が褒められたことへの素直な喜びと、日本では聞かない表現への驚きがありました。

確かに息子は図画工作が得意な方でしたが、同級生の女の子にそんなに褒められるほどなのかなぁ? と思いましたし、日本で「〇〇くんは芸術家なの」なんて6才の子どもが言うだろうか? とも思いました。

その後、我が子たちの学校生活を観察するにつれて、その言葉が発せられた背景が分かったように思いました。

まず、学校では図画工作・美術に力を入れていること。年に一回、ハイスクールの廊下にエレメンタリーからハイスクールまでの全生徒の美術作品を展示するイベントが開催されました。私たち夫婦は毎回その展示会を見に行くのを楽しみにしていました。どの作品もとても個性的で、いわゆる「へたうま」も含め見ごたえのある作品ばかりなのでした。

学校の授業でも、子供たちに絵を描かせる機会が沢山ありました。例え、算数や国語でも絵を描かせるのです!母の日、父の日には手作りのカードを作成させるのが定番になっていました。いわゆる授業参観でも、子供たちの机の上に、絵が描かれたカード(親への感謝のメッセージ入り!)が置いてあり、とても感動したことを覚えています。

帰国する時に、我が子たちの数多くの作品を全て持ち帰ることは到底無理だったので、写真を撮ってアルバムに入れて持ち帰りました。最近、久しぶりにそのアルバム(美術作品集)を見た時に、我が子たちがartistだった(いや今でもartistかな?)ことを懐かしむとともに、アルバムにしておいて良かった、これは宝物だ!と思ったのでした。

最後に宣伝です。昨年、私は「英語で書く、ビジネスメールの基本」という本を出版させていただきました。自費出版ではなく商業出版です。本書の特長は以下の通りです。

<本書の特長>
①通算17年のアメリカ駐在を含む30年以上の貿易関連業務の実践を通じて習得した英文メールの書き方を解説

②ビジネス英文メールはパターン化した表現や決まり文句などを覚え、また、相手の国の文化や習慣に対する理解に基づき表現を工夫することがポイント。それらのポイントを踏まえて、相手にうまく伝わり相手の行動を促す英文メールを短時間で書くための色々なノウハウを紹介

③海外の文化・習慣に対する理解に役立つようにアメリカ駐在時の様々なエピソードも織り交ぜている

④例文を多く提示し、略語一覧やIT用語一覧なども付録として掲載しているので、手元に置いて事典のように利用できる

この本が皆様のお役に立てば嬉しいです。


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最後までお読みいただき本当にありがとうございました。


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