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アメリカ駐在物語 ①和食が恋しい~♡
アメリカ駐在中に体重が大幅に増える人が多いのですが、私の場合は逆で、体重が減少しました。
理由は何だと思いますか?... 答えは食生活です。日本から来た出張者とレストランで会食するときはアメリカン・サイズの食事になるのですが、普段は日本にいたときよりも少食だったのです。
好き嫌いは少ない方ですが、アメリカでは口に合う食品が少ないため、食べる量が段々と減ってしまったようです。
一時帰国するたびに、和食ってこんなに美味しかったっけと感動し、毎回、日本での食事を楽しみにしていました。今思うと普通の味なのに、帰国直後に食べたホテルの食事が世界一うまいと感動したのを良く覚えています。
アメリカでは韓国系のHマートというスーパーマーケットで日本の食品を購入していましたが、味はいまいち。まず、コメの品質が悪い。納豆も売っていましたが冷凍ものでまずい...などなど。
残念ながらアメリカで美味しかった食べ物がほとんど思いつかないのです。美味しいと思ったのは、ベーグル、種類が豊富なチーズ、フライドポテト(アメリカではフレンチフライと呼んでいます)、フローズンヨーグルトくらいでしょうか。やはり日本で育った身には日本の味でないと満足できないのでした。
アメリカ国内の旅行先では、いつも和食レストランを探して試してみるのですが、一部を除き、えせ和食を出す店が多く、いつもがっかりさせられました。それでも毎回懲りずに懸命に和食の店を探す自分が意地汚く惨めでした。
もちろんアメリカにも良い点はたくさんあります。住環境が良い。広い家、広い庭。施設が充実していてスポーツが気軽に楽しめる。失敗を許す寛容さ。ポジティブさ。質の高いエンターテインメント...などなど。
それでもアメリカに永住したいとは思わなかった理由の一つは食事。食生活は基本なので、これが致命的。駐在中はいつでも「和食が恋しい~」と恋焦がれていました。
最後に宣伝です。昨年、私は「英語で書く、ビジネスメールの基本」という本を出版させていただきました。自費出版ではなく商業出版です。本書の特長は以下の通りです。
<本書の特長>
①通算17年のアメリカ駐在を含む30年以上の貿易関連業務の実践を通じて習得した英文メールの書き方を解説
②ビジネス英文メールはパターン化した表現や決まり文句などを覚え、また、相手の国の文化や習慣に対する理解に基づき表現を工夫することがポイント。それらのポイントを踏まえて、相手にうまく伝わり相手の行動を促す英文メールを短時間で書くための色々なノウハウを紹介
③海外の文化・習慣に対する理解に役立つようにアメリカ駐在時の様々なエピソードも織り交ぜている
④例文を多く提示し、略語一覧やIT用語一覧なども付録として掲載しているので、手元に置いて事典のように利用できる
この本が皆様のお役に立てば嬉しいです。
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最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
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