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社畜おじさん、国の極秘任務に就く『盗聴者』見た感想

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こんな方におすすめ

  • クライムサスペンスが好きな方

  • 静かでシリアスな雰囲気の映画が好きな方

  • 転職しようかなって考えてる方

めちゃめちゃ真面目なおじさんが転職した先で国の陰謀に巻き込まれるお話。正直軽い気持ちでながら見してたらあれ、これやばげ??主人公大丈夫???って結局心配しながら見てもうた。派手なアクションとか演出はなし。代わりに焦りとか混乱がひしひし伝わるような映画でした。

主演はフランソワクリュゼ。最強のふたりがもう10年以上前だと?!当時あれ見てくそ泣いた記憶ある。こういうサスペンス映画でもやっぱ渋いお方やな~~~と。ドニポダリデスも怖かった~~~演技やけど恐ろしい人やな思った~~迫力あったな~


※ネタバレ注意※

フランソワクリュゼ演じる真面目な男、デュバルはブラック企業で心身を病み、仕事を辞めることに。
フランスにもこんな感じの職場あるんやね。正直この冒頭シーンが個人的に一番心にキタわ。もうまぁまぁの年なんやから早めに年金暮らししたら良いのに。。。
でもデュバルはワーカーホリックみたいなもんで一日中頭と手を使って仕事がしたいと転職活動を始めるんですな。


ある日の夜中、急に電話が。転職エージェントのようやけど、仕事を探しているならうちへ来ませんか?となんとむこうからオファーが。


行ってみるとクレマンと名乗る男が。話を聞いてみると仕事内容はまさかの盗聴記録のテープ起こし。政府の機密事項に関わってるってことは何となくわかったけどそれ以外のこと一切不明。クレマンが何者なのかもよくわからんまま。

勤務時間も8時間、残業禁止、仕事部屋として個室が与えられる、おまけに週給1500ユーロ。日本円にしたら約24、5万?え?すごすぎん???
でも早退も禁止、デジタル使用禁止(携帯所持不可)、勤務中は極力個室から出るの禁止、仕事について口外禁止。

いやそれでもそれにしても良すぎん?好待遇すぎん?怪しすぎるほどに給料が良すぎる。クレマン側は正確さと厳密さが必要な人材を求めててデュバルはぴったりって言ってくんのよね。


まぁもちろんデュバルは仕事を始めることになります。最初のうちは淡々とただ文字起こししてたけど、何かだんだん自分やばい音声聞いてるなって、聞いちゃいけない、知っちゃいけないこと知ってるな、って思い始めるのよね。人質を解放しろ!とか、遺体が発見されたとか。。。


なんか問題起こりそうって面倒ごとに巻き込まれる前に辞めようって思って、上司のジェルフォに退職の意思を伝えます。でもすぐには辞めさせてくれんのが定石。1週間待てと言われます。


んで深夜。ジェルフォがその日の6番目のテープと原稿を読んで何を思ったか、ある屋敷に忍び込んでそこにある手帳を盗みに行くと言うんですな。デュバルも一緒に行って犯行を手伝うように言われます。
屋敷の主はもう死んでるんやけど、そこに清掃員?みたいな人がおって、2人は見つかるんやけど、ジェルフォが普通に殺すんよね。もうデュバルはえーーーみたいな。私もえーーーみたいな。


他言無用て脅されるんやけどでも普通に防犯カメラからバレて治安総局に連行されるデュバル。もう完全に巻き込まれ事故。テロ捜査の一環でクレマンを探してるから協力しろって指揮官のラバルトにも脅されます。
もう解放してあげてよおじちゃんをさ。。。。


仕方がないのでクレマン側につくデュバル。同じように仕事をこなしていると、自分が治安総局で電話した内容の音声テープが。。。。😱
もう無理だよ!!デュバルは仕事を放棄してラバルトに即電話。こちらの動きは向こうに全部筒抜けや!!って。不安でしゃーないデュバル。オワタ。

てか情報と引き換えに身柄の安全確約とか言ってたくせに信用ならんな~治安総局よ。


んでデュバルは、昔の友人がクレマンに自分を推薦してた事実を知ります。てめーのせいでこんなことに巻き込まれたやんけ!ってブチぎれて凸。クレマンの連絡先を手に入れて直談判に行きます。


そして広いスタジアムでラバルトも待機。クレマンの目的は大統領選を優位に進めることにあったんよね。クレマンはラバルトにあんたを次の幹部ポストにしたるから大目に見たってや的なこと言ってラバルトはほなそれで今回のことはチャラで、、、みたいに終わろうとしたとき。


そうはさせるかとデュバルが突撃!!!って合図をマイクに向かって叫びます。待機してた部下たちが一斉に突入してクレマンを撃ち、事態は収束。
ラバルト何もなかったみたいにしれ~っとその場をあとにする。くそでした。




いややっぱ甘い話にはのっちゃだめよね~危険危険。
理不尽に耐えてめちゃ真面目に優しく生きて来たからといってその後確実に幸せになるとは限らんな。

しんどいことからは逃げましょう。

ではでは👋

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