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か弱き乙女?そんなのいません『ダムゼル 運命を拓きし者』見た感想

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こんな方におすすめ

  • ファンタジーが好きな方

  • 強い女の人が好きな方

  • 中二病心くすぐられたい方

貧しい国のお姫様が政略結婚した相手国の王族に騙されて恐ろしいドラゴンの生贄にされてしまう話。ファンタジーとか実在しない生物とか好きな人にはおすすめしたい、テンポも良くって主人公もかっこよくってテンション上がる作品です。

エロディ役はミリーボビーブラウン。まだ若いのに演技も上手いし凄味がある女優さん。マジでかっこいい上に逞しい。てか相手国の王子ニックロビンソンなんやけどめっちゃイケメンに育ったな~~~~ドラゴンの声役のショーレアグダシュルー良い声すぎた。


※ネタバレ注意※

貧しい国の長女として生まれたエロディ。自国の民のためにアウレア王国という豊かな国の王族と結婚することになります。


エロディは父、継母、妹や家来たちと一緒に海を渡ってアウレア王国を訪問します。山と海に囲まれたその国はとても美しく、作物も豊かに育ってて、え、政略結婚やけどめっちゃ良い所に嫁ぐのでは??って私も安心してました。


アウレアの女王にも王子にも気に入られ、とんとん拍子に進む結婚の話。しかしエロディパパはやや浮かない顔。継母が何か気になることがあるなら言ってと問いただすも声を荒げる始末。
怪しいと思いつつ、継母はアウレアの女王と仲良くなろうと関係を築こうとしますが、家族を増やすつもりはないと冷たくあしらわれます。

継母は意外と良い人なのか、(なんか継母って意地悪なイメージあるからさ)この結婚で本当にあなたが幸せになれるのか分からない。よく考えてって式も前日に迫った夜にエロディに話します。


でもここまで来て結婚を中断なんてこともできず、王子もイケメンで優しいし(小声)、皆に見守られながら結婚式は終了。エロディはアウレアの一員となりました。


結婚式が終わった後、先祖に挨拶に行く儀式があると言う王子に連れられ山に登ると、そこには女王やら王様やらアウレア一族たちが不気味な仮面をつけて2人を待ってました。


エロディは何かおかしいと思いながらも言われるがまま。王子とエロディは短剣で傷つけた手を握り、血を交わらせ、儀式終了。妻を抱えて下りるのがルールなんだとエロディを姫抱きしたと思ったら、王子、穴の中にぽいー!とエロディを投げてしまいます。ひでぇ男や。


穴の中は広くて暗い洞窟みたいになってて、そこにはおっそろしードラゴンがいましたと。ドラゴンの生贄としてエロディはささげられてしまったんですな。かわいそうに。


そこから必死に逃げるエロディ。すっごい逞しいよ。かっこよすぎた。
エロディって王の娘やけど、箱入り娘で蝶よ花よで育てられたわけじゃないと思うのよ多分。冒頭で薪割りしてたし。だからなのかめちゃくちゃ機転も効くし強いし、何とかドラゴンから逃げ切るのね。


ドラゴンが何でこんなに娘を殺してるかというと、はるか昔のアウレア王に自分の子供を殺されてたのよね。そんで、お前の一族息絶えるまで娘を殺し続けたんねんってことで生贄として女をささげないかんなってたらしい。

エロディはドラゴンに、私はアウレア一族じゃないし、騙されたと。今まであなたが殺した娘たちもアウレアの一族じゃないって言うのね。私もあなたもアウレアに騙されてるのよって。
ここで話をちゃんと聞かせるようにするまでの戦闘がマジでかっこいいのでみんな見てね。あとドラゴン好きな人はわくわくすると思う。デザインカッコいい。


その後、ドラゴンを従えたエロディは、また性懲りもなく新しい娘と結婚させようとしてた王家の結婚式場へ。生贄となる予定だった娘を先に逃がし、城ごとドラゴンの炎で燃やし尽くしましたとさ。


ラストは、エロディ、継母、妹の3人で国の再建を誓い、祖国へ帰ります。ドラゴンもすっかりエロディになついて(?)、一緒についてってたのがマジ中二心くすぐられて最高だった。




全体的に女性強し!って感じの映画だった気がする。アウレアも王様空気で女王が仕切ってたし、最後も女3人で団結して帰国するし。

まぁとにかく悪いことした側が気持ちよくやられてくれてすっきりした映画でした!ドラゴンも迫力あってかっこいいし!まじこういうの!シンプルで分かりやすくてかっこいいお話!面白かったです。


ちなみにこのロングヘアからボブにもなるけど両方かわいいです。

ではでは👋

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