ある1人の女性の人生を覗く『ジョーンについて』見た感想
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こんな方におすすめ
ラブストーリーが好きな方
昔を思い返したい方
家族のお話が好きな方
ジョーンという女性を中心に起こる出来事を追っていくお話。青春時代を思い出しながら、今の自分と向き合って前に進んでいくっていうちょっとジーンと来る映画だった。人間だれしも人には言えない悲しみや苦しみ持ってるよね。その乗り越え方も人それぞれだなと思いました。
主演はイザベルペール。まず華やかさと知性とが合わさったようなルックス。素敵です。もう70近い？？なんて信じられん美しさ。ほんでその若かりし頃役のフレイアメイヴァーも超きれい。というかスタイル良すぎ。もはや将来が約束されたレベルのキレイさ。
※ネタバレ注意※
ジョーンはどこにでもいる平凡な女性。
ある日久しぶりに元彼のドグに会います。ドグは正直元彼っていう言葉だけで表すのにはちょっと物足りないぐらいの。。。何というか、ものすごく燃えた、情熱をかけて愛した男っていう感じ？そういう元彼。
ドグはスリをして生計たててるまぁ普通にクズなんやけども、
若い時って危ない男が好きよね。。。。
ジョーンはドグが好きになって、一緒に窃盗やっちゃうわけ。でも幸せな日々はほんの一瞬。普通に捕まります。
その後、ドグとは疎遠になるんやけど、実はジェーンはドグとの子を身ごもってたのね。でも自分の両親に頼りながら1人で育てていくと決めます。
息子もだいぶ大きくなったある日。柔道？だか空手だかよくわからん日本の道場みたいなとこに両親と息子と4人で来てたジェーン。
そこでジェーンは自分の母親がその道場の先生と不倫してたところを目撃。
いや～～ここはびっくりしたなぁ。何歳になっても人を好きになるってやめられないのだね。。。
しかも母親、離婚までして日本に行くと言って出て行っちゃいます。
ここむっずかしー日本語喋っててすごい練習したんやろなぁと尊敬した。
そんな経験をして、ジェーンは今では出版社の社長に。1人の作家、ティムから好き好きアピールされてるけど、あしらってるって感じ。
というよりも、人を好きになることを避けてるような感じ。ティム自体は嫌いじゃなかったのよね。多分。
息子ももう大人になり、モントリオールで仕事を始めます。
ある日、電話で母親が死んだと聞かされるジェーン。うちの母は日本にいるんで違うと思いますがって返したところ、電話口の声はあぁそれです、じゃあ間違いなくその人って言われるのね。
どうやら母親はだいぶ前に日本から帰国してて1人で住んでたみたいやった。ジョーンに遺された手紙には、例の道場の再婚相手が賭博に走り苦労した的なことが書かれてた。
でも、母親は後悔してなくて、文面からは幸せで、最高の人生だったっていう内容が読み取れたのね。最後にはあなたも魅惑の人生を、って。
魅惑の人生を送ってって素敵すぎん？？どうやったら人生を魅惑に送れるのか。
そして現在。不思議なことにジョーンは家で、子供の頃の息子に会って木の下で2人でお話します。
え？息子、大人になって働いてるよね？？？どういうこと？？？？って思ったんやけど、、、
実はジェーンの息子は子供の時にプールで溺れてすでに亡くなってたのね。しかもジェーンがお昼寝してる間に。急いで救急隊員を呼んだけど間に合わず。
じゃああの男性は誰！？て思ってたけど、ジェーン以外の人と話したり関わってる描写がなかったと思うとイマジナリーだったんかなって。ジェーンが作り出した幻というか。。。
でもなんだかんだ、息子の存在に救われてたのよね。ジェーンは。
ここできちんと息子の死と向き合えたジェーンは家を売りに出します。そしてティムと仲良く幸せになっていきそうな感じで終わります。
何か予想してた展開よりうるっときてラストのジェーンと息子のシーンはぐっときてしまった。。。。
大切にしてた存在との別れってやっぱりしんどいんですよね。。。。しかも突然だとなおさら。
でも時間がかかっても乗り越えられると信じて。。。。頑張って生きよう。。。うむ
ではでは👋
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