新年度が始まった実感。

我々弁護士の業界の
繁忙期、閑散期(があるのはまずいですが)は、
裁判所の動きと連動しています。

裁判官や裁判所職員の
メインの異動時期は4月1日。

なので、年度末の3月下旬から
年度始めの4月初めは、
裁判や調停の期日があまり入りません。

この間、ちょっと仕事が楽になります

また、7月下旬から9月初めくらいまで、
裁判所は休廷期間という夏休みです。

この間裁判所が全部休みなのではなく、
裁判官を中心とする部署ごとに
3週間ほど法廷を開けない取扱となるのです。

この間も、比較的仕事が楽になります。

逆に、3月下旬手前や、年末は忙しくなります。

年内、年度内に
和解や調停を成立させようという
裁判所の思惑で？
長時間拘束される期日が、
ドバッと入ることもあるからです。

今、4月も２週目となり、
新任の裁判官や書記官への引き継ぎもなされ、
裁判所の期日が徐々に入るようになってきました。

釣られるように？
法律相談のお問い合わせも増えているように
感じられます。

今週から、急に忙しくなってきました。

そんなわけで、
あ、新年度が始まったなあ
などと、感じているのであります。