自作フォトブックをさらに作ってみる

2023 NASHVILLEの自作フォトブックが中々良かったので、調子に乗ってさらに作りました。作ったのはEDGEWOOD AVENUREとCar in the forest (朽ちた車の聖地、Old Car Cityで撮影した写真）の２冊です。

基本的なレイアウトは統一し、フォントだけ変えました。

Edgewood Avenueのストリートスナップ「2023 EDGEWOOD AVE」は、LEICA M10-Pで撮影した写真だけで構成しました。このフォトブックでは、生活感あふれるブラックカルチャーの断片を感じさせたいと思いました。とくに床屋の写真は、彼らが最もリラックスした状態なので、床屋に何度か通って打ち解ける事を心掛けました。ほぼ全ての写真は、ズミルックス35mm スチールリム復刻版で撮影しました。35mmは緊張感を感じさせない画角なので、ストリートスナップでは大活躍です。

フィルムで撮影したEdgewood Avenueのフォトブックは別途作りたいと思います。

朽ちた車の聖地Old Car Cityのフォトブック「2023 Car in the forest」は全てフィルム写真です。FOMAPAN400とCineStill 400Dでは全く違うテイストですが、違和感がありません。FOMAPAN400のモノクロームは、朽ちた車からモノの死をイメージさせますが、CineStill 400Dのカラー写真はハイライト部に独特な赤いハレーションが発生し、緑豊かな森と相まって生命感を感じさせます。車を突き抜けて生える木はその生命感の象徴かもしれません。この死と生のコントラストをフォトブックを通してまとめました。

さらに試しに電子書籍（EPUB）も作成してみました。これでiPhoneやMacBookなどの端末で鑑賞することが可能になりました。EPUB形式なので、Kindleなどのプラットフォームから配信も可能になります。

まだまだ写真はあるので、時間がある時に作成していきたいと思います。