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入院食。

5月16日木曜日。入院10日目。
管理栄養士さんが来てくれた。前回は入院2日目に来て話を聞いてくださった。

その時に基本的に少食気味であることと、体重を増やしたい事を相談させていただいた。

僕の話しを聞いて、さっそくその日の夜食(晩ごはん)からサイクル栄養剤を1本付けてくれるようになった。

サイクル栄養剤は、メイバランスとクリミールとどちらも聞いた事の無い物だった。こういう新しい事を知れるのが、入院の楽しみでもある。

ただこの時はまだ、高血圧食の米飯150でそれすらも完食できない状態が続いていた。

この当時、腹は減るし食欲はあるが少しの量を口に入れるとそれ以上食べられなくなるくらいお腹がはっていた。原因はわからなかった。膨満感とでも言おうか、ただ便秘でも無かった。
たまりかねて看護婦に相談したところ、胃薬なのか下剤なのか「センノシド錠 12mg」を処方された。

この薬についてあとで調べると、小腸や大腸などを刺激することで排便を促す薬で、服用後から効果が現れるまで8時間以上かかるらしかった。

具体的には
大腸内の細菌の作用で腸のぜん動運動を亢進させる物質になり、大腸粘膜を刺激して腸の動きを促進し、排便を促すと言うことだ。

これによってものすごい便が出たわけでは無かったが次の日から膨満感は消え、米飯150は完食できるようになった。

逆にそうなると米飯150では足りなくなる。10日の朝食から米飯200にしてもらった。

ちょうどこの時からそれまでの高血圧食から心臓病食に変更された。とは言ってもおそらくメニューに大きな変更は無いのだと思う。ひょっとしたらやや味付けが薄くなったかも?その程度の違いだっただろう。

さらに2日後の昼食には米飯250まで増量してもらった。それでも3食完食できる胃腸は作れたようだ。それどころか、今は3食ではもうもの足りなくなっている。

なんせ18時晩メシからの、朝ごはんが8時だ。食事量が足りないのか時間が開きすぎなのかはわからない。
ただ、入院中はこれ以上どうする事もできない。まあ管理栄養士さんにはちょっとオカズが少ない事は伝えたが。

あとやはり管理栄養士さん的には退院後も減塩に気をつけて欲しいと話があった。だが残念ながらそれは僕は聞かないかな。ただお仕事で勉強されるとやっぱりそうなるのかな?とちょっと残念だ。

だけど入院中の食事に関しては本当に感謝している。毎日美味しいご飯をたくさんの栄養をありがとうございました。

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