ダウンジャケットの焦げ穴補修と洗濯
今日はダウンジャケットのお手入れをします。
購入して15年近く経つダウンジャケット、最初の4-5年くらいは冬ともなれば毎日のように来ていたのですが、ある日焦げ穴を作ってしまいました。
パッと火の粉が飛び散って袖口に焦げ穴を作ってしまったのです。
中からダウンが飛び出してしまっています。
この状態ではもちろん着られません。かといって捨てるのも勿体ない貧乏性としては、いつか簡単に修理できる方法が見つかるまで、タイムスリープさせておくことにして、そのまま箪笥の奥にしまい込んだのでした。
さて、実は今年、新たなダウンジャケットを手に入れてご機嫌なところ、突然思い出したのが、タイムスリープ中のダウンジャケット。
箪笥の奥から引っ張り出してみます。大分古く汚れていますが、「これ、もしかしてお家ダウンで使えるんじゃね?」と思いつきます。
昔と違って、簡単に補修方法が見つかる時代・・・早速ネットで検索をすると、ありました。ダウンジャケットの補修方法。今は良い補修材料がネットで簡単に手に入るようです。
早速ヨドバシドットコムでお取り寄せ。
(個人的にはヨドバシドットコムで買えるものは全てこちらで購入します。配送地域にもよるのかもしれませんが、私のところは2-300円の低額商品でも即日配送でしかも配送料がかかりません)
今回はこちらを使用します。
黒や白・透明だと補修痕が目立つので、小さな穴ならテカリの無い半透明が目立たないようです。
飛び出していたダウンをつまようじなどで穴の中に押し込んで、焦げ穴をきれいにします。
以前に補修しようと苦心した跡が見られます。テープを貼って補修しようとしたのですね。しかし、残念ながら通常のテープのようなものでは剥がれてしまうのです。以前もちょっと変わった粘着物を利用したと記憶していますが、周囲のナイロンにはくっついていますが、肝心の穴の部分はなんか穴になっちゃってますね。しかも、くっついている部分はとれません。
一体どういう補修をしようとしたのか・・・今となっては当時の記憶もあまりありませんが・・・おとなしくタイムスリープを待てばよかったのですね・・・
調度覆うくらいの大きさに切って貼り付けます。
いい感じ。確かに目立ちません。むしろ昔の補修痕や飛び出したダウンの方がよっぽど目立ちます。
普段に着る分にはなんら遜色ないように見えます。
さて、それでは早速洗濯をします。
一応タグを確かめて、手洗いOKなことを確認します。
30℃で手洗い大丈夫だと書いてありますね。
今まで一度も洗ったことありません(!)ので、かなり怖いですが思い切って行っちゃいます。処分するよりましでしょう。
ぬるま湯を張っておしゃれ着洗い用洗剤を入れ、ダウンジャケットを漬けていきます。
そっとやってください・・・とありますが、空気を多分に含んでいるのでそうもいきません。結構思いっきりよく漬けて押し洗いします。
分かり辛いかもしれませんが、かなりお湯が汚れています。
タイムスリープ期間も含めると15年近く、年季の入った汚れです。
・・・マジか・・・
押し洗い自体は数回にとどめましたが、すすぎが面倒です。汚い水と泡が出なくなるまで、6-7回お湯を張り替えてすすぎます。
脱水も手で押し付けるようにします。ここでぎゅっと絞ってはダメです。・・・が、ちょっと撚れてしまいました。
ある程度水分が抜けたら、綺麗に広げてバスタオルなどに挟み込んで、さらに水気を取っていきます。
バスタオルを何回か取り換えてある程度水分がなくなるまで、押し付けます。
うーん、どうなんでしょう?いまいちよく分からないので、しばらく横に寝かせた状態で少し水分が飛ぶまでそのまま放置してみました。
持って重い・・・と感じなければ吊るして乾かしても大丈夫かな?
・・・ということで、今度は吊るして陰干しします。
タンブラー乾燥させるとふんわり仕上がる・・・ということでしたが、乾燥機もないので、空気清浄機のプラズマクラスターの吹き出し口の上に干して風を吹き込んで乾かしてみます。
十分いい感じに仕上がりました。これならご近所歩きに十分重宝しそうです。
今日の教訓・
・補修専用シートは使える
・補修したダウンジャケットはクリーニング受付してくれないが、自宅で十分洗える
・タイムスリープは意外に有効
・全然関係ないが、同じダウンジャケットが5000円以上で落札されてた。汚い補修痕付きなら・・・?やっぱりタダでもいらないだろうなあ・・・
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