【4】捨てトレアドバイザーの私が、会社員という肩書きを捨てる～①小さなはじまり編～

つい先日、
約10年勤めた会社を退職し、
フリーランスになった
捨てトレアドバイザーのモワンヌみきです。

「捨てトレ」とは、
「大事なものを大事にするために、
モノ×モヤモヤを捨てる
決断力トレーニング」のこと。

これまで、会社員と
パラレルキャリアを両立してきたのですが、
このタイミングで、
フリーランスとして生きていこうと決めました。
(このコロナで仕事が少ない世情で！)

ここでは、
捨てトレアドバイザーとして、
「会社やめたほーがいいよ！」とか、
「とりあえず何でも捨てろ！」とか、
そういったことを伝えたいわけでは、
全くありません！！！

ただ、私のこれまでの思いや葛藤が、
この捨てトレによって変化し、
今に至るというお話をすることによって、
誰かの勇気や踏み出す一歩の一助になったら、
うれしいなと思って、綴っていきます。

小さな始まりは、今から5年前。

長女を生んで、
まじでまじでまじで子育てが大変で(笑)、
こんなんじゃ、育休後に、
仕事と家庭を両立なんて、無理！と思っていました。

そんな中、ママ友から片付けの本を紹介され、
整理収納アドバイザーという資格を知り、
「仕事と家庭を両立するための片付け」を
学びたく、この資格を１級まで取得しました。

そこで、私の中では
パラダイムシフトと言っても過言ではない程
「捨てる」に開眼してしまったのです！！！

身近なものひとつひとつ、
いる／いらないを、見極めて、
「いつか使う」モノたちを前に、
「明日、使うのか？！」と自分に問いただし、
(いつか使うは、結局使わないから！)

毎日毎日、捨てていくうちに、
1LDKの暮らしがみるみる快適になり、
気づけば、
部屋全体の約1/3を捨てることができました。

(1/3って、すごくない？！
3段の引き出しの丸々1つが空っぽになる状態)

「今まで、私は無意識にこんなにも多くの
自分にとっていらないものに囲まれて、
エネルギーを浪費してたのか！？」
と、激震が走ったのです。

それから、
「捨てるって最高～！」
「私みたいに悩んでる人にもシェアしたーい！」
という気持ちから、

育休復職後も、仕事と家庭を両立しながら、
捨てたものをひたすらブログにつづったり、
(恥ずかしくてもうそのブログは閉鎖)

周囲に「捨てる」を熱弁していたことで、
ボランティア的に、
児童館で、片付け講座をやらせてもらったり、
友達のコミュニティで断捨離アドバイスさせてもらったり。

仕事は、会社の中でも数少ない
子持ちでフルタイムの営業で復職していて、
正直、かなり体力&精神的にもきつかったけど、
通勤時間の合間等、自分のできる範囲で、
楽しく続けていました。

そして、捨て始めて半年後には、
雑誌日経ウーマンに、
「ワーママミニマリスト」として、
1LDKの我が家が掲載されるまでに！
(メルマガで取材先募集してて、自分で応募(笑))

この頃から、
「モノを捨てられるようになって、
こどもとのかかわり方も変わった！
これは、気持ちの整理？に関係するかも。
もっと自分なりに深めてみたい！」と思い、

感情や思考の整理や手放しについても学びを深め、「モノと感情の整理は、確実に関係する！」と確信。

ただモノを捨てることだけじゃない、
目に見えない感情やコトも含めた
「捨てトレ」
の考え方や方法が、
自分の中でさらに精度があがっていきました。

このあたりから、徐々に周りから、
「これ、仕事にできるね！」
と言われ始めていたけれど、
「まぁできたらいいけど、
正直こんな趣味程度じゃ生活できないし」
と思っていて、

この頃はまだ、
自分が独立するとか、
フリーランスになるとか、
これっぽっちも思っていなかったのです。

(次回に続く)

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