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【留学】34歳。仕事を辞めよう。

人間って、人生で何度か大きな決断をする時があると思います。
私にとっては、30代半ばで会社を辞めることでした。

私は物心ついた頃から何故か英語への関心が強く、
幼稚園生の頃に突然英語を習いたいと言い出したそうです。
当時は幼稚園で英語教育もなく、YOUTUBEも発展していない中で
何に影響されてそう思ったのかさっぱり分かりませんが、
全く英語に関心のない親が英語塾に通わせてくれたことへの感謝は、
人生の終わりに絶対に伝えようと思っています。
振り返ると、それほど私にとって大きなことでした。

その後の英語との関わりについては、うちのようなごく一般のありふれた家庭の親が留学を勧めてくれるなんてことは当然なく、高校生活まで終了。
加えて、思春期の頃から家庭内全員折り合いが悪くなっていたことで、
いつしか就職して一刻も早く家を出たいということが
当時の最大の目標になっていました。
大学の授業、バイト、就職活動、自動車学校のサイクルの中で忙殺されて、
留学のことを考えることもほぼ無く、そしてお金もありませんでした。
同じ時期に自動車学校に通っていた人に一目惚れする元気だけは
ありました。(後にお付き合い。ヒュー)

無事に独立すると月日はあっという間に経ち、30歳に近付くにつれて、
ワーホリの年齢制限がやってくるなと何となく意識しながら過ごす日々。
そして30歳を目前にしたタイミングで管理職昇進のお話をいただき、
キャリアを重ねていく決断をしました。
この時は、やってみないと絶対後悔すると思いお受けしたんですが、
結果、管理職が向いていないと分かったことも、大きな学びです。
30歳を過ぎても、ワーホリでなくても、今なら行けると
決断できるタイミングを探しながら働き続けることにしました。

この時の決断がベストだったのかは今でも分かりません。

仕事を辞めてワーホリに行ってもきっとどうにかはなったでしょうし、
間違いなく全く別の人生になっていただろうなと思うと、
その人生を歩んでみたかった気持ちもあります。
ただ、管理職を通して得た経験と死に物狂いで働いて貯めたお給料も、
後々、様々な場面で物凄く大きな心の支えになり、私を助けてくれました。

だから、どちらを選んでも正解だった。そう思うようにしています。
選んだ決断を正解にするのは自分ですよね!

長くなってしまったので、後編を書こうと思います。

📗今日の単語:misspeak
意味:言い間違い



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