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地球が壊れてしまう前に(6)

誰かが温暖化を止めてくれるのか、このまま猛暑を耐えるだけなのか。

二酸化炭素排出と温暖化の危険はもう何十年も指摘されてきたし、多くの国が(多分)それなりに各国事情の中で頑張っている。
しかし近年の猛暑はどうだ・・・世界中で危険どころか、たくさんの人がすでに亡くなっている。

私一人じゃどうしようもないよ。

多くの人がそう思ってると思うし、私もそうだった。
でも・・・できることは本当にないのだろうか。


コロナ禍の真っ最中、「インド北部からヒマラヤが見えた」というニュースが話題になった。これまで私達は何を選び何を犠牲にしたのか、これからどうしたいのか、あの写真を見て考えてしまったのは私だけではあるまい。

私は政治家でもないしエンジニアでもない。マクロ経済を動かす力もプログラミングのことも最低限のことしか知らない。だけど日本の技術を持って この温暖化と向き合えば何か出来るのでは、と信じている。

温暖化なんて問題が大きすぎて、私達は考えることをやめてしまいそうになるけれど、テスラ車のように本気で取り組んできた会社が既にある。昔人々が半信半疑で聞いたマスク氏の思い描いた未来に、すこしだけ足をかけているユーザーもいる。

みんながこれを使えばいい!とは思わないけれど、同じように大きな夢を持って進む会社が増えてくれたら、とは思っている。そしてユーザーが「うん、コレに参加することで社会貢献できるかもしれない」と思うようなIT技術でのサポートは、どんな国でもどんな環境でもできることじゃないだろうか。

3年ぶりに帰国した故郷ではあちこちの田畑が「電力畑」になっていた。それを見ながら「あと何年かしたら太陽電池の寿命でたくさんの産業廃棄物が・・・」と苦々しく評する言葉も聞いた。

もちろん「投資」としてやっている人も多いが、一部の人は本当に環境のため、と思っていると信じたい。嘲る人はいつだっているけれど、やっぱりこういう小さな変化はちゃんと結果にインパクトを与えるはずだ。

これは市井の一意見に過ぎない。
それでも今私たちは本気で「何かを変えたい」と思うところから始めなければいけない。どんな行動も、小さすぎることはないと信じたい。



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