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#おうち旅行 足で歩く北京(2)

#おうち旅行 企画参加記事です。
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さて、朝7時半ホテル発の、チャーター車をつかっての旅は((1)にある部分です)
 ☆北京の一般的朝食を食べる!
 ☆北京の朝の日壇(りたん)公園を散歩(太極拳、入ってみたかった・・・)

この時点で9時半時前。これから行くところは

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 【什刹海(じゅうさつかい)エリア】
    世界遺産になってる、北京北西のウォーターフロント(?)
 ★宋慶齢故居(革命の父・孫文の奥様が晩年を過ごしたおうち)
 ★什刹海前海城市という胡同(フートン、北京(ペキン)市内で、伝統的な民家の建ち並ぶ細い路地。)エリア散策
 ★鐘楼・鼓楼
 ☆胡同の民家で手作りのランチを頂く

となっております。盛り沢山!(★のところをこの記事でご紹介)

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まちなかの風景が少しずついい感じの路地風になってきました。緑も突然増えます。

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宋慶齢故居(革命の父・孫文の奥様が晩年を過ごしたおうち)に到着。
ここは「ラストエンペラー」で有名な溥儀が生まれた場所でもあります。

宋慶齢さんについてはこの辺りをごらんください。とにかく実業家のお父様はアメリカに渡って美人3姉妹に先進的な教育を与えました。お金持ちでめっちゃ頭の良い姉妹達。宋家の三姉妹という映画にもなってます。

この3姉妹はそれぞれに長女:靄齢は大財閥の当主孔祥熙の妻に、次女:慶齢は辛亥革命で有名な孫文の妻に、そして三女:美齢は後の中華民国総統蒋介石の妻になり、「一人は金と、一人は権力と、一人は国家と結婚した」と言われます。
当然ですが激動の中国の歴史に大きく関わった姉妹で、慶齢さんと孫文は実は日本で挙式してるし、結構日本にいらした時期が長いのです。そしてもし近代中国史をうっすらとでも覚えていらっしゃれば、孫文と蒋介石はやがて袂を分かつので、この姉妹にも願わなかった状況が訪れてしまうのです。

・・・なーんてのは最近調べたことでして、日本語ガイドさんが「日本ととても縁のある方なんですよ!なんていっても孫文の妻でしたから!!!」って教えてくれたときは・・・すいません、基礎知識なくて「・・・はぁ」でした。あとから考えると、すごい時代のすごいところを生き抜いた人なんですね。

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時代の変遷、なんてものじゃない、姉妹が嫁ぎ先の違いによって共産主義と資本主義との体制に引き裂かれて行ったんですね。

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執務室や晩餐会が行われる部屋が1階に、奥の二階が宋慶齢さんが住んでいらしたエリアでした。

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さすが、もとは清朝皇帝家のもちもの。ひとつひとつが素晴らしいです。

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訪れた6月初旬には花も咲きザクロが小さい実をつけていました。

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宋慶齢婦人は伝書鳩を飼っていらして、その鳩小屋はいまも鳩たちのために使われているそうです。

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資料館には沢山の写真や文書、ご家族のことや清朝から辛亥革命によって変わって行った中国とこのご家族のことなどが展示されていました。

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外に出ると静かな什刹海(じゅうさつかい)。

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ボートなんかもあるし、沢山のひとが什刹海(じゅうさつかい)周囲の木陰になっている遊歩道を歩いています。

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釣りをしているひともいます。

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この池まわりは遊歩道と沢山のお店があり、でも落ち着いた雰囲気で、昔から沢山の中国の要人が居を構えたのも頷けます。

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胡同(フートン)といっても、このエリアはお店、とくに食べ物屋さんがたくさん。比較的広い道です。


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お茶屋さんとか。甘味屋さんとか。ヨーグルトも売ってる。

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すこしいくと明の時代の建築物「広福観」(500年前の建物!)が。今は博物館になっているそうです。

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緩やかにカーブする道の奥に、どんどん入っていきたくなります。

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胡同の東西南北には(横浜とかでお馴染みの)門が。いまは全部はのこっていないらしいけど、風水なんだってね。

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東の方にぬけると、大きな道の向こうに「鼓楼」の背中が。ここの左側を回って進んで行くと

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広場があって、向こうには「鐘楼」、レンガ造りです。

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鼓楼には登れるのだけど・・・・私、高所恐怖症なんだよねっ (~_~;)
かーちゃんこの階段怖いよー、と私が騒ぐのに先に行ってしまう息子 笑
ガイドさんは下で待ってる。大笑

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上層階には昔から使われている時を知らせる太鼓。
もちろん眺めは素晴らしい。(怖いから写真とらずw)

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やっとあの急階段を降りて、鼓楼を見上げる・・・でっかいわ・・・・・


続きます。
 >>>>>足で歩く北京(3)はこちら。

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