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北部イギリスの旅(10)〜エディンバラ城へ

(このイギリス・アイルランド旅行記は以下に全部リンクがあります。よかったら。)

5日目。。。だんだん何日滞在してるかが分からなくなって来ましたが(笑)。今日はヨーロッパの中でも美しい城として知られているエディンバラ城に参ります。

前日とこの日の宿はエディンバラの中心から30分ほど離れた街に取りました。理由は「街中の宿は高い」「駐車スペースに困る」の2点で。車で動くと便利だけど都会が本当に困る。(さらに言うと、私達夫婦は基本的に大都会に興味がない。)
バスゲイトのB&B(The Gables)は、恐らくこの地方のマナーハウスみたいな古い大きめのお家を改装して使っていらっしゃるのだと思いました。天井と壁の間の装飾はお金に余裕のあるお宅じゃないとつけられません。
この壁紙の色とデザイン、すてき。
今日はシリアルを食べてみた。
この量出てきてからおおいに焦る、すいません、二人でもこんなにトースト食べられないんです。。。先に言っとくべきだった。
部屋では紅茶をのんでるけど、朝ご飯の時はオットがコーヒーなので一緒にコーヒーにしてることが多いのです。(アメリカでは毎朝コーヒーか緑茶だけれど。)
懐かしいなぁ、この小さいジャムの瓶。
今日はトラディショナルブレックファスト。美味しくちょうだいしました。
こういう壁紙をみると、壁紙もいいよなぁって思うんです。

さて、お腹も準備OKです。
エディンバラみたいな大都市に車でいくのはやっぱり無謀だとおもうので、「Park and Ride」を事前に見つけておきました。

Ingliston Park & Rideというところ。エディンバラ空港のひとつ手前(エディンバラ寄り)にあります。ここから市内の1日乗車券は2023年10月現在で大人ひとり五ポンド(ホームにある自販機で買える)。空港まで乗れる1日チケットだと12ポンドになります。トラムは数分おきに出ていて、便利です。
St. Andrew Squareでおりると思ってたけど、これ見るとPrinces Streetのほうがいいのか。
ユタ州もそうだけど、スコットランドも雪の時期前がいちばん道路工事の追い込みなんでしょうね。大きな工事があちこちで。
エディンバラ中心に近くなると、こういった趣のある(高さもある)建物が増えます。
パリもそうだけど街の中の住宅が整然としてるよなぁ。かっこいい。
!!!(さすが世界のジョニーウォーカー。一等地に大きな店!)
Princes Streetでおりると、目の前にロイヤル・スコティッシュ・アカデミー(美術館)。今回は素通りするだけでしたが都会では美術館巡りも楽しいよね。
Princes Streetからお城が臨めます。ちょっとひんやりしている朝だったんだけど、空気がぴしっとしていてエディンバラ城に合う。
坂を登っていきます。他の観光客と一緒に・・・朝10時前なんですがお城に向かう歩道は観光客でいっぱい。
ちょうどロイヤルマイルの裏手側。時間がとれたらこの影にある作家ミュージアムとか覗きたかったけど。(そういうのはミュージアム巡りで予定しないと、時間が足りない)
ところでこの右側の建物。。。上層階はアパートみたいなものだよね。こんな街中に住むってどんな感じなんだろう。(基本、イナカモノ)
このカッコいいのは工科学校って書いてありました。
観光客でごった返す道の一本裏手にはちゃんと日常があって、その景色がとても素敵。
ついたー(ゼイゼイ)エディンバラ城です。すでにお客さんいっぱい。

ま、皆さん沢山の情報をお持ちだろうし写真を並べるに留めます。王室の宝物がみられたりするんですが、当然写真は禁止なので、主に建物の写真になりますが。

威風堂々の音楽が頭のなかに流れそうな・・・
門をくぐると自然の要塞要素がよくわかります。(ここはオーディオガイドを借りるところやギフトショップなんかが右手に並んでます。今はオンラインでチケットを買うと自分のケータイにオーディオガイドをダウンロードできるようになってます。)←日本語もあるし自分のイヤホンやヘッドフォンを使えるので便利。
Langの階段っていうらしい。でもコレを登らなくても緩やかにつくられた坂を登っていけます。
嫌が応にも目につくあの新しい建物は高級ホテルなんですが、こんな記事を見つけて笑いました。まぁなー。
城内で最も古い建築物は12世紀初期のセント・マーガレット教会堂ですが、周りのも当然古い。(教会堂はもっとこぢんまりしてます、写真撮ってなかった・・・)
「ジェームス1世、ブリテン、フランス、アイルランドの王」と書かれています。ジェームズ一世は悲劇のスコットランド女王メアリーの息子、名付け親は(最終的に母に処刑の命を下した)エリザベス一世。イングランドとスコットランドの王位を初めて一身に兼ねた君主でしたが。。。この辺考えると、本当にイギリスの王室の歴史って複雑な感情を覚えずにはいられません。
お城、と言っても要塞ですよね。まぁ現に軍事活動の中心地で、かつてはロイヤル・スコッツ連隊やロイヤル・スコッツ・ドラグーン・ガーズ連隊の本部がおかれてましたし、捕虜を幽閉するところでもあったわけで。

まぁ、お城だな!っていう華美さというより堅牢だったんだなぁという感想。でも攻略の難しい地形というのはみてすぐ分かるけど、中で働く女性に夜這いをかけるために崖を登ってた人もそこそこいたらしく、イングランド軍に1度おとされたこの城を取り戻すためにそのルートを使った、なんて逸話もあるようです。

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