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着いてみたら日本人が大好きな場所だった〜フィンランド紀行(1)

飛行機が安い!というだけで行き先を決めてしまった夏休み旅行。「え、子供を置いていくの?!」と娘に怒られながら、夫婦でバルト海を越えていきます。(ていうか、成人した子供、いつでもつれて行って貰えると思うなよ)

シャルル・ド・ゴール(CDG)空港までの覚え書きはこちら

CDGからヘルシンキまでは今度はKLM(オランダ航空)便です。国際線だからか、3時間なのに軽い食事(サンドイッチ)が出てびっくり。ワインも頼めばよかった←こら。

パリのシャルル・ド・ゴール空港をでたときから雨雲が多かったのですが、向こうになにやらカッコいい(?!)積乱雲。さすが雨女のわたし(泣)。
フィンランド上空に入ってきました。水と緑が多い〜!少し前までは沢山の小島の上を飛んでいて、さすがは8万以上の島嶼を有する国!(Visit Finlandより)今回は島を訪れる予定はないですけど、そういう群島めぐりみたいなのも面白いらしい。
ヘルシンキ国際空港、正式名称はヘルシンキ・ヴァンター国際空港みたいだけど、空港コードもHELで覚えやすいものでつい、ヴァンターを忘れます。
国際空港だけれど良い意味で結構こぢんまりしていて、使いやすそう。(巨大空港は移動とか大変でね・・・)
おおお、なんか水と森の国っぽいデザイン〜!到着は現地時間午後4時半でした。ここからヘルシンキ市内まで公共交通機関なら1時間弱ですが、面倒だし2人だと値段も気にならないくらいになるのでUberにしました。ちなみに市内直行バスや電車がしっかりしていて、しかも安い(5€〜15€)ので、1人で来たらそっちを使うかなぁ・・・と思います。
太陽光が入って、植栽も国の雰囲気でいいなぁ。天井部分は木っぽいけれど、どうなんだろう。
なになに?日本食ブーム?(段々わかってきましたが、日本人がフィンランドを大好きなようにフィンランド人も日本のあれこれが大好きなようです。嬉しいねぇ)

映画「かもめ食堂」で、日本人もフィンランド人もシャケが好きなんだからレストランができると思った、って感じの話があったけど、確かにねぇ・・・
タクシー乗り場にはEV中心にハイブリッドカーなどがずらり。(市内は普通にガソリン車だったりするので、多分空港乗り入れをするタクシーに規制をいれてるのかな)北欧はEV先進国とは聞いてたけれどかなり圧巻の景色。タクシーは市内まで一律40ユーロ弱(チップをいれて40€とかで払うんじゃないだろうか)と書いてあり、安心。
でも私達はUberなので、ずらりと並んだタクシーたちのすぐ隣で待ちます・・・ちなみにUberは市内まで30€弱。(29.5€とかだったかな)
ところで、標識の足許に「クマ」・・・フィンランドの国獣です。気付くとあちこちにクマがいて微笑ましい。コワいクマというより、頼りがいのあるクマという感じでしょうか。
こんな感じで、黒っぽい(?・・・汚れ?)クマがきちんと枠のなかにお座りしてます。
進入禁止マークだと思うけれど、だれかがぶつかったのか、シロクマくんが守ってる(?)標識はとんでもないところにありました・・・いいのか、これ。
Uberに乗って市内に向かいます。新しい建築物だと、シンプルな建物にカラフルな装飾が所々に見られます。こういうの、その国っぽさが出るよねぇ。
「ナショナル・オリンピックトレーニングセンター・ヘルシンキ」と書かれています。オリンピアンに選ばれたら使える、専用のトレーニングジムとか???? 

自転車のひとが結構いて、自転車道もしっかりつくられているよう。移動の間でも短い夏の光をみんなが楽しんでいるようです。
宿(Airbnb)到着〜 歴史的建造物の建物がリノベされているようです。スッキリした北欧らしいしつらえ。オーナーはイギリス人だということでしたが・・・中央駅や駅前の大きなショッピングセンターから徒歩2分、って感じのところでした。
オーナーのインテリアセンス、いいなぁ。そして既に7pm回ったくらいですが、さすが白夜の国、明るいです。
夕飯を食べに行こう、と、日本語のガイドブックなら大抵紹介されているフィンランド料理の店に来たのですが、予約でいっぱい。「夜9時なら入れるよ」
・・・ええっと、長い移動で疲れたのでまた今度来ます・・・
Stockmannという有名デパートで買いだしすることに(アルコールを売るAlkoという国営の酒屋さんも入ってるから)。なんか、日本橋高島屋とか三越本店とかを思い出す感じです・・・
なんか飲み物がカラフルで可愛いぞ〜 季節だからかイチゴフェアみたいなのをやっている隣で、こんな飲み物たちが並んでました(お腹空いてて急いでいたのでちゃんと読まなかったけど)
その場で絞って作るジュース。もう8pm近いのでジュース絞りの器械は片付けるところでしたが、出来上がったジュースはまだ並んでいて。美味しそうだったし半額になっているものもあったのでグレープフルーツジュースを買いました。(激ウマ!で、朝食時だけではなくフィンランドウォッカと合わせたりして呑みました。)
買い物のあとは宿の近くのフィンランド・イタリアンフュージョンのお店に。最初前を通ったときは結構人が並んだりして混んでたのだけれど、このときは9時近かったのですんなり入れました。
私はフィンランド風シュニッツェル、オットはトナカイのヒレ肉ステーキ。コースも60€くらいで良心的な値段だったけれど疲れていて何品も食べられそうになくて。シュニッツェルをピクルスやケイパー、赤タマネギの微塵切りといった「さっぱり系」のものと一緒にたべるというのも、なかなか美味しかったです。マッシュポテトはたっぷりバタークリームが効いてかなりずっしり。

さすがは日本人大好きフィンランド!結構日本の方とすれ違います。そしてヘルシンキの街中は「公用語は英語でした?」っていうくらい英語しか聞こえてこない。つまり観光客がどこでも溢れている、ってことですね。

食事を終えて部屋に戻ったのが夜10時すぎ。でも外はまだまだ明るい。少しお酒を飲んだ後、しっかりメラトニン(という睡眠を促す薬)を取って寝ました。お酒が効いたのか長いフライトだったからなのか、外が多少明るくてもすとん、と寝てしまいました。まぁいいことだ・・・


それにしても夏のヘルシンキ、気温は20℃すこし越えたくらいなのに歩いているとすぐ汗をかきます。ああそうか、湿度か・・・日本の、すこしひんやりの梅雨時期みたいな感じなんですね。
今回は全体に気温が低めということで宿泊場所に洗濯機・乾燥機があることを望まず選んだのですが、思ったより汗をかくので ちょっと失敗したなぁ、という感じでした。最近の都市部のホテルではゲストが自由に使える洗濯機・乾燥機が結構あったりするので、やっぱり数日に一度はそういうところに泊まれるようにしたほうがいいな、というのが反省点。

2日目に続きます。



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