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酒飲み男子の酒呑み日誌#03

こんにちは、Yas之助です。

私、面倒くさがりなので自分で率先して行くことはないのですが、居酒屋が大好きです。一時期は職場の人と週3、4で行ってたような…いつも行きつけの居酒屋ばかりでしたが。おしゃれな所も良いですが、ちょっとガヤガヤしてて、酔っ払ってくると相手の声がちょっと聞こえなくなってきて、耳を傾けて聴いても2割くらい聴きこぼすのですが、やはり人と勢いで話してるのは楽しいもので、話の腰を折るのも申し訳ないので、ウンウンと相槌を打ちながら頭の中で補完していくのです。

ワカコ酒、という漫画はご存知でしょうか。若きある女性が酒呑みの舌を持ったが故に、一人居酒屋を求めさすらい歩く、といった内容なのですが、とてもハマりました。1話で一つの料理、一つのお酒に焦点を当てるのですが、あぁ、この人はお酒を呑み、料理を食べてるというより、どちらも嗜んでいるのだなと。一口食べれば、その味をゆっくりと味わい、酒を入れる最高のタイミングを探し、ここだ!でクッと呑む。なんて一人遊びを本気でやっている様が最高にかっこいい。

そういえば、みんなで行く居酒屋は最高に楽しいのですが、お酒も料理も、話に花を咲かせる脇役になりますよね。逆に酒料理に集中しすぎると場が冷えっ冷えになってしまう。きっと楽しみ方の種類が違うのでしょう。どっちの方が良い悪いはないのです。

一人飲み、めっっちや憧れるのですが、実施した事は片手で数えられるくらい。めっちゃ気合い入れてでしかありません。
実行されるまでに乗り越えなければいけない壁が多いのです。

  • 家で呑んじゃえばええやん、という囁きを討ち滅ぼす

  • 居酒屋一人…恥ずかしい…牛丼とか飯だけ外で食べて家で呑むか、という折衷案になってない折衷案を討ち滅ぼす

ここまでに勝利し、いざ入ってみると、次は

  • うわ、あいつ一人で来てやんのぉ、とか思われてないかしら…という被害妄想を打ち消す

  • 何に焦っているのか、すごい食べたいわけでもないものを次々と頼んでしまう謎の焦燥感を打ち砕く

  • 普通にお腹空いてるので、出てきたものをすごい速さで食べ呑み干すスピードに待ったをかける

一人飲みを嗜むには、越えなければいけない壁がたくさんありそうです…

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今回の買い出しリスト!

一回の買い物の総額を抑えることが最近の課題

今回の楽しみはお酒はもちろん、また前回ご紹介した妻からのプレゼントの包丁ですが、更に母親からの誕生日プレゼントにて、新しいまな板を買ってもらいました!
(まさか息子の誕生日にまな板をあげる日が来るとは思わなかったわ、と感慨に耽っていました)

黒い!飾っておこうかしら

こちら、釜浅商店さんの、包丁にやさしいまな板として紹介されており、木材のような柔らかさを持ち、プラスチックのような扱いやすさを兼ね備えているまな板となります。少し重さはありますが、包丁が接地する際のソフトさが心地よく、また料理が楽しくなるアイテムです。
改めてたくさん切りたくなりますね!

①牛すじ煮込み

もう何回も作っているつまみ。スーパーにたまにまとめて売っているのですが、外国産の牛すじだと割と安く売っているのです。外国産という品質の面では考慮すべき点はありますが、結局柔らかく煮込むなら別にいいかなぁと思っています。以前買って冷凍しておいた牛すじがあったので、それを使っていきたいと思います。

②蒸し鶏とかいわれのサラダ*明太マヨわさび

妻が以前美味しい激辛明太子を買ってきてくれたのです。私、そういえば明太子むっっっちゃ好きでして、高校三年間、母のお弁当には必ず明太子が入っておりました。明太子1/4房で米2合は余裕です。
少し使い方がもったいない気もするのですが、ダイエット&タンパク質摂取のためにも、こちら、作成したいと思います。

③卵焼き

卵焼きは妻担当となっております。
我が家では銅製の卵焼き器を使用しております。
銅製は熱伝導率が高く、均一な焼き加減となるため、焼きムラが抑えられる。またフワッとした焼き上がりになる事が特徴です。
なかなか素人ではそのフワッと感を出すのは難しいところですが、やっぱり銅製というだけでかっこいいのでテンションが上ります。
え、上がりますよね??

④ム センチェ

へぇ、そういう名前なんですね。知らなかった。
妻の実家に行った際に、必ずお母様が作ってくれるのです。
なんといいますか、無限に食べれるのです。止まらないというか、中毒というか。
私は辛党ですので、韓国唐辛子で激辛仕立てにしたいと思います。

⑤きゅうりとわかめの酢和え

後はね、さっぱりとね、したいからね。
そんな感じ

呑みクック開始!

それでは、乾杯!

大根の桂剥きで指やっちゃいました!ゆびぃ…

さて、今回は若干品数が多いから…といっても圧倒的に時間がかかるのは煮込みなので、

  • 牛すじの下ごしらえ(アク取り、圧力鍋による加圧)

  • その他具材を切りながら、蒸し鶏をさっさと蒸して(レンチンね)、冷ます

  • 卵焼きをお願いしている間に他を頑張る

こんな感じでしょうか。

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牛すじの下ごしらえはおそらく様々な方法があると思いますが、私なりに定着した方法としては、

写真加工もしやすい世の中になりましたね
  1. 鍋一杯の水に料理酒を適当にドボドボと入れ、凍ったままの牛すじを投入しグツグツと煮る

  2. たっくさんアクが出てくるので、気が付いたら取る

  3. こんなアクが割と出なくなったらOK、取り出して水で洗い、食べやすい大きさに切る(この時点ではまだ結構硬いです)

  4. もう一回鍋一杯に水を入れ、調理酒、スライスした生姜、ネギの青い部分を入れる(今日はスタミナ!と思えばにんにくも入れちゃう)。そして圧力鍋で気が済むまで加圧する

とにかく牛すじには柔らかくなってもらわないと困るので、ちょっと過保護となります。

ちなみにアクをとる時は必ず呑むようにしましょう。
理由は、そうですね…アクを捨てる代わりに酒を摂取しなければ世の保存則が成り立たないからです。

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鶏肉はドリップをしっかりと拭いておきましょう

さて、圧力鍋で加圧している間、煮込みに入れる具材を揃えます。

居酒屋で出てきそうなのを思いつくままに入れましょう。切り方は適当でいいですが、乱切りにすると、なんとなく風情があります。こんにゃくも包丁で切るよりスプーンですくい取る感じで分けるともっと風情があります。風情はとても大切です。我々は風情で生きているのです。

注意点としては、それぞれの量を気持ち抑えることです。調子に乗っていると鍋パンパンになりこぼれます。何種類も入るのであれば、え、こんなんでいいの?くらいの量が丁度いいと思います。

そして蒸し鶏も用意していく。酒と塩ぶっこんでレンチンで5~6分。いい感じで加熱されればいいのであまり神経質にならないように。
この後、手で割いていくので、できる限り粗熱を取るように。私は何回も手を火傷しながら割きました。ワイアホなんかな。

そうしているうちに圧力鍋での加圧も終わり(終りと思ったときが終わりってこと)、残りの具材を入れ、味付けしてどんどん煮込んでいく。

水ってちゃんと蒸発するんですね
いつか雲となって大地に降り注ぐのかな
出身は牛すじ煮込み

煮汁がどんどん無くなっていきますね。下が焦げ付かないようにたまには混ぜましょう。何回か焦げました。牛すじが。全然取れなくなります。

味付けですが、個人的には結局麺つゆが最強なのかなーと思います。けれども人それそれ、思い思いの味付けをしましょう。

あと私は最近は味噌は入れません。その方が味付けが少し…さっぱりといいますか、食べやすくなるなぁと。お店の煮込みとはだいぶ異なりそうですけどね。煮込まれてるんだし、良いよね。

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さて、シェフ(妻)、卵焼き、お願いします!
今回は気持ち甘めで!

へいよぉ!!

へへっ、どんなもんでぇ!鼻スンッ
みたいな感じは一切やってませんでした
上手です

最初はフライパンで器用にやっていたのですが、最近はこちらで上手にやってくれます。

ちなみに、卵をかき混ぜる時、時計回りで混ぜますか?反時計ですか?私は時計回り、妻は反時計回りでした。妻は時を戻そうとしているようです。私は生き急ごうとしているようです。今を生きるかき混ぜ方は何になるのでしょうか。

ようし、だいたい終わりました!
あとは酢の和え物とム センチェはパパッと!(今回はとばします)

これは私なりに学んだことですが…

これらのつまみ、例えばきゅうりと大根ですが、塩で揉んで水を出すのですが、今まではしばらく放おって置いて、出てきた水を捨てるくらいでした。
ただ、とにかく完成後のつまみが水っぽくなる。塩でやったじゃん!嘘つき!て感じでしたが、最近は、両手で思いっきり握って全力で水を絞るようにしています。すごい量の水がわりと永遠に出てくるのですよ。なんか…栄養も流れているようであれなのですが、まぁ、きゅうりはほぼ水分ですしね。栄養は…他から摂取すればいいか、という気持ちで全力で絞りましょう。

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というわけで、完成!

檸檬堂、君は良くないものを出してくれたな
買いだ!買いに走れ!(株投資風)

これはなかなかの晩酌になりました!というか普通に夕飯なのか?

自分で作ると食べながら楽しい反省会ができる
反省会はマイナスなことを言うだけじゃなく
今度はこうしてみよう!と前向きに行うことが重要

豆腐はごま油、ネギのみじん切り、塩、ペッパーを混ぜてかけました。

それでは、美味しく頂いていきたいと思います!

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ビールって一瞬で無くなるじゃないですか。特に、とりあえず生!の一杯目辺りとか。
あれってもう喉越し重視で一気飲みするので、あまり口の中でゆっくりと味わうことってしないと思うんです。

ということは、極端に言えば、あの喉越しと、舌に触れる液体だけがビール味であればいいのか?

例えば、問題を簡単にして、流し込んだ液があまりあっちゃこっちゃ行かないとすれば、流し込む水の表面あたりをビールにして、内側を水にすれば、なんか…色々節約できるのではないか?たとえば呑み口を二重構造にして、外殻からはビールが(ここが舌、喉越しに関わる)、中殻は水(容量増要員)にして、吸うことで両方からいい感じの割合で出てくる、みたいな。
まぁ、問題の最初に、摩擦係数は無いものとする、みたいな現実にそぐわない仮定があるのでそううまくはいきませんけどね。流体力学は大の苦手です。レイノルズ数とか。

くいくい呑んでいると、特に家だとあっという間に酔ってしまいます。気が抜けているのでしょうね。それに缶ビールがどんどんと転がっていくのです。
呑みたいけど、少しずつ量を減らしていかないとなぁ…
まぁ、いいかぁ…呑むかぁ!!

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