今週の日記|「部屋」をつくる理由
4月1日 エイプリルフール
ウソみたいな話ですが、Clubhouseにこんな「ルーム」を立ち上げました。
この一年あまり、モノを売るにしてもイベントにしても「オンライン」なしでは考えられない、そんな状況が続いています。そして、まだしばらくはそんな状況が続きそうです。
オンラインのおかげで、モノを買ったりイベントに参加したりするハードルは、たしかに、かなり下がりました。それは事実でしょう。
しかしそれにつれて、こんな思いをあらためて噛み締めずにはいられません。同じモノを買うならこのお店で買いたいとか、この人のイベントならスケジュールを繰り合わせてでも参加したいという強い動機は、けっきょくそれをやっている人の顔や声が思い浮かぶことから、つまり「人となり」に心惹かれることからしか生まれえないのだな、と。
オンラインが当たり前になればなるほど、おそらく、これからは「顔が見えること」が重要になってくるにちがいありません。オンラインの向こうにいる人の「体温」をいかに伝えるか、なによりそれが大事になってゆくでしょう。
そこで、ひとつの時間を「声」をとおして共有することのできる、目をつむればあたかもいま同じテーブルをいっしょに囲んでいるように感じられるClubhouseの特長にぼくらも賭けてみることにしました。
今回立ち上げた「ルーム」は、Moiから僕とハラダにくわえ、たまたまそんな会話をかわす場に居合わせたみほこさんと「ゆおっぽらっり」のユカさんが共同ホストとして参加してくださることになりました。情報を発信することよりも、まずなによりもみんなで大きなテーブルをいっしょに囲むことに意味をみいだす、そんな「ルーム」でありたいと願っています。
時間は、冗談みたいな話ですが、日曜の朝8時です。起きられるでしょうか?
休日の朝ごはんを食べながら、めざましがわりのコーヒーを淹れながら、あるいはお出かけの準備をしたり、もしかしたら布団にもぐりながらねぼけまなこで、日曜の朝のひとときをご一緒できたらうれしいです。
残念ながら、いまのところClubhouseはiPhoneアプリのみ利用可となっていますが、フィンランドに興味があって、なおかつ参加できるという方はぜひ冷やかし半分遊びにいらして下さい。お待ちしています。
まあ、その前に、起きられるでしょうか……
ここから先は
¥ 100
サポートいただいた金額は、すべて高齢者や子育て中のみなさん、お仕事で疲れているみなさんのための新たな居場所づくりの経費として大切に使わせて頂きます。