評論集を評論しても… 内容のご紹介
1984のこととか
この本、Amazon の Kindle Unlimited 対象です。
ちなみに現在書店で売上上位に入っている「1984」は Kindle でも有料です。
もう一度読み直そうと思い、先週 693円でポチりましたが、今見ると大幅値下げ😅
某国で禁書になり、話題になったからかも知れません。
感想とか
この評論集、書かれた時代により内容は異なります。
Ⅰ :1945年に書かれた評論。一番評論らしい感じ。
Ⅱ:1930年代に書かれたビルマ勤務時代の話。
Ⅲ:1940年半ば。Ⅰ に近い感じ。
Ⅳ:戦後すぐに書かれたエッセイ?
ざっと目を通した感想は、最初の方に気合の入った文章を持って来たためか、Ⅰ から Ⅱ に行くと、記述はリアルなのですが「ビルマ赴任記録?」と思ってしまいます。
Ⅳは最初のタイトル(おいしい一杯の紅茶)を見て「こんな小説を書く日本の女性作家がいたような…」と思いながら読み進むと、ホントにエッセイ。
小説家ですから、そんなものも書けますよ、と言ったところでしょうか。
Kindle Unlimited会員の方は、無料なので読んでみてはいかがかと。
どの評論もさほど長くはないので、そんなに時間は取られませんが、面白いかどうかは人それぞれ。
面白いと思うものだけを拾い読みするのも良いかも知れません。
この評論集、評論集としてのまとまりはありませんので。
MOH