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究極の愛について語るときに僕たちの語ること :: コエヌマカズユキ (著)

この本を知った経緯


知ったのは、noteの投稿から

固定されている記事が面白くて

Kindleで著作を確認(Kindle Unlimited でした)


内容説明

車椅子の男と風俗嬢のカップル。レズビアンの女。お見合い結婚をした夫婦。植物状態の妻を介護しつづける男。ネット上でしか恋愛できない女。ラブドール愛好家…。新宿ゴールデン街のマスターが追いかけた、さまざまな人間の究極の愛のかたち。

目次
1 最強のふたり?―恋人は障害者
2 レスボスの少女たち―異性しか愛しちゃいけないって、誰が決めたの?
3 百パーセントの夫婦―お見合い結婚、それから
4 オンラインの愛―もしも、ネット上でしか恋愛感情を抱けなくなったなら
5 白雪姫を待ちながら―植物状態の妻を介護しつづける男
6 原子番号14番の恋人―ラブドールへの愛

著者等紹介
コエヌマカズユキ[コエヌマカズユキ]
1980年東京生まれ。ジャーナリスト、新宿ゴールデン街のプチ文壇バー「月に吠える」マスター。通信会社での社内報制作、広告代理店勤務を経て、2009年にフリー転向(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784810912715


感想などなど

著者の「プチ文壇バー 月に吠える」さんも、この投稿を読まれるとは思いますが(取りあえず気にせずに)、書かせて頂きます😊

Amazonが表示しているページ数で、本の長さは116頁、5万字弱のボリューム。
いろいろな愛の形が、インタビューの形で記述されています。
(Kindle1頁の文字数については諸説あるのですが、私の小説から換算すると1頁:四百字)

量的には「サクッ」と読めますが、内容はそれぞれのエピソードを一つのテーマとして捉えると重たい話や、某国営放送が『クロ現』で取り上げそうなものもあり、内容的にはヘビーですが、インタビューに答えている方々が明るく前向きだからか、若しくは著者の方が重くならないように書いているからなのか、読後感は重くなりません。

それぞれが個性的な付き合い方をしており、普通では(今どき、何が『普通』なのかを議論すると収拾がつかないので所謂フツー)なかなか見られない付き合い方を読むことが出来ます。
(「百パーセントの夫婦―お見合い結婚」が唯一、昭和的に普通かも)

これらのお話の中で「最強のふたり?―恋人は障害者」のお二方が一番幸せそうに感じられ、話としては一番面白く思います。
書き出し部分では、上に上げた「ゴールデン街のボニーとクライド」の話も出てきます。

都内2箇所にあるプチ文壇バー両方とも場所は分かりますが、行ったことはありません。

新宿ゴールデン街店は、学生の頃(随分昔)怖いもの見たさに通りを歩いたことがあるので「だいたいあの辺かな?」というのは分かります。
四谷荒木町店は、四谷三丁目駅から徒歩1分なので、東京駅から丸ノ内線で13分。おそらく会社を出てから30分も掛からずに着くことが出来ます。

でも敷居が低いとは言え文壇バー。
『所謂なろう系小説家』→『KDP小説家』に update中の身としては、行ってみて話せることがあるのかな?という若干の躊躇があります。

流行病はこれからもダラダラ続くので、プライベートの飲みもそろそろ再開かなとは思っているのですが。

お店が閉まった後の景色ではなくて、開く前の風景😊

MOH

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