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小話 『3分後の未来』 「(仮)叔父さんと彼女と不思議な日常」のドラフト

最近は、ご無沙汰の monogatary.com
久しぶりに開いてみると『通知』に赤丸が…

クリックすると去年の12月に投稿した物語に『拍手』👏
投稿した本人も忘れていた物語。

記憶をたどり、思い出しました😊
昨年暮れに1万字ほどの小話を note に投稿し、続きを書く予告をして、いくつかドラフトを作っていたことを……

monogatary.com にドラフトを投稿していたとは😱

お 題 :10分間のタイムトラベル
タイトル:3分後の未来
ジャンル:SF・ファンタジー
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青になった交差点の横断歩道を渡ろうとする時、黒いワンボックスカーが信号無視をして突っ込んで来るのが分かっていたので、急いで彼女の腕を引っ張った。
目の前を通り過ぎたワンボックスカーは交差点で、青になって走り始めたトラックに衝突した。

「なんで、クルマが突っ込んでくると分かったの?」
彼女は驚くような、不思議がるような微妙な顔をして聞いてくる。

「いや、何となく……」
 自分自身で理由が分からないので、説明のしようがない。

「アッ! 分かった。長くSF小説を投稿しているから、あの主人公のように能力者になったのね?」

 そうだった、彼女は僕が長く投稿している小説の愛読者だったんだ。
 いくら数万PVがあっても、目の前にいる読者の圧にはかなわない。

「そんなことないよ。あれは『お・は・な・し』現実ではありません」

「そうなの? でもこの前だって、同じようなことがあったでしょう?」

「あぁ……、あれは……偶然かな?」
 彼女は先日、日帰り観光に行った時のことを思い出したようだ。

「偶然なわけがないでしょう? 珍しい一本橋を渡ろうとした途端『待て!』と言うから驚いて止まったら、次の瞬間、橋が真ん中から折れちゃうんだから。誰も渡っていなくて良かったよ」

「うん、怪我人が出なくて良かったね。あの時は、先まで足を延ばさなかったから、あの茶屋で美味しいお茶も飲めたし」

「観光地の茶屋にしては美味しいお茶だったわ、小さなお団子も珍しかったし」

 何とか彼女の興味の矛先を、逸らすことが出来たようだ。
 この不思議な力を、彼女に知られたら『それは凄いネタよ。そのネタだけで3冊は本が書けそう』となり、取材攻撃をされるのは目に見えているから。

 このネタだけは、僕の小説に使いたいんだ……

3分後の未来
お題が『10分間のタイムトラベル』だったので、その頃考えていたお話の主人公を使って書いてみたのですが、今読むとディックのパクリ😅
『変種第二号 ディック短篇傑作選』 に入っているゴールデン・マン」 The Golden Man
映画
NEXT -ネクスト-』の原作です。
(いつもの通り、ネタだけ拝借の別のお話。ニコラス・ケイジがバタバタする)


書いた時は、KDPの原作やケイジ主演の映画のことを忘れていたのですが、おそらく記憶の奥底に眠っていたのではないかと。
それを意識すると続きを書くのは、なかなか難しい。

別の次作SFを、専門家の意見も聞きながら、書き始めていますし (^^)v


【追記:説明不足の補足】
この小話【連続ショートショート小説】『この展開は、何なの!?(とある受験生のつぶやき)』を前日譚とする、続きのお話の一部です。

タイトルと各エピソードはこんな感じ😊
仮)叔父さんと彼女と僕の奇妙な日常【小説家になろう!】
第0.3話 試験! 受験!
第1話 突然の来訪者
第1話 大きな包み
第1話 最上階の隠し部屋
第1話 3分後の未来  ← 上に頭出しで載せたもの
第1話 怪しい並木道

それぞれのエピソードが5千文字ほどあるので、書き足して投稿出来るかも。


MOH