Last Night In Soho :: ホラー+ミステリー+SF+青春もの? 最後まで惹きつけるストーリーが続くのは良い映画😊
2021年 英国映画
監督と脚本はEdgar Wright
Baby Driverと同じように、シーンにフィットした曲が流れ続ける。
あらすじと映画の感想
ミュージカルのように、シーンを盛り上げる曲の使い方に惹かれる。
現在と60年代のロンドンを行き来する物語のテンポは良く、ラストまで退屈にさせない。
主人公のエロイーズがサンディとシンクロするシーンが鏡であったり、踊りながら変わるシーンは巧み。
流れてくる60年代の曲はどの曲もリアルタイムでは聴いていないはずなのに、リバイバルやカバーで聴いているのか、懐かしく感じられる。
いくつもの設定を盛り込んだ映画。
いろいろな意味で楽しめる。
それらの設定一つ一つは「今ひとつかな?」と思わないではない。
「ホラーの幽霊? それホラーなの?」とか「それ、タイムリープやタイムトラベルではないよね? 行った先で、誰も気づいていないよ」とか。
亡くなった母親の姿も見えるので、主人公は過去を見ることができる能力者の設定だと思う、不完全だけど。
設定に詰めの甘さを感じるが、ストーリーに引き込まれ「細かいことはとりあえず置いておいて」この映画を楽しみたくなる。
終わりに近づくところで「コイツが犯人ではないの? では、誰が?」と思っていると「まんまと騙されたなぁ」の展開、納得できるタネ明かし。
後日談も、ハッピーエンドで終わらせるところが、青春ものの爽やかさ😆
またBaby Driverが観たくなり、観てみた。
やっぱり、この監督の映画は面白い。
MOH
追記
入れ替わりのダンスシーンはCG無しで撮っている。
vintage in the sandboxさんの記事にリンクがある😊