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もふみ
2020年2月29日 23:49
なんべんさびしくないと云つたとこでまたさびしくなるのはきまつてゐるけれどもここはこれでいいのだすべてさびしさと悲傷とを焚いてひとは透明な軌道をすすむ 宮沢賢治の詩集、『春と修羅』に記された詩の一節です。孤独を抱えて生きていくことを肯定する彼の在り方に、強く心を打たれます。 ひとりっ子で病気をしがちだった自分は、昔から、1人で過ごす時間が圧倒的に長い人間でした。実家で暮らして