「大切なのは、自分がどう在りたいか」
最近、できるだけ自分が「どう在りたいか」ということに素直に耳を傾け、それを叶えるように心がけている。
先日、結婚式のドレスを決めに何度か提携のドレスショップに足を運んだ。
いろんなタイプのドレスを着させてもらい、これはない、これはアリ、などと選択を重ね、最終的には2つのドレスが候補に残った。
テイストの違うドレスで、どちらも違った良さがある。
優柔不断、即決が苦手な私は、かなり悩んでいた。ちょうど仕事が忙しい時期で、もうこれ以上休みの度にショップに出向き、何回も試着をしたくなかった。
贅沢な悩みだけど、ドレス選びに疲れていた。
そんな時、ドレスショップのオーナーさんがかけてくれた一言がずっと心に残っている。
「大切なのは、自分が”どう在りたいか”です。」
ハッとした。そんなこと、考えたこともなかった。
私は今までなら、なんとなくこれまでの自分のイメージに合いそうな、安心感のあるほうを選んでいた。つまり、過去を基準にした選び方だ。
でも、オーナーさんの言葉で、挙式をする未来に自分がどう在りたいか、という軸で選ぶという視点もあるのだと気づかされた。
クラシカル、フェミニン、ナチュラル。いろんなテイストがあるけれど、自分はどう在りたいのか。どれを選ぶ自分が好きなのか。
このオーナーさんの言葉を聞いてから、普段もできるだけ自分の「こう在りたい」に近づける選択をしよう、と心掛けている。
「こうしたい、でも〇〇だからできない」の、でも以下は、考えないようにしている。
前より自分の欲望に正直に、誠実にいられるようになって、毎日が少し楽しくなった。
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