一休道歌の書2

「本来の 面目坊が立ち姿 一目見しより 恋とこそなれ」

この歌を読んだ時に、Liveを観ている時と重なった。
音楽が大好きな私はよくLiveも観に行くのだが、その時に最も注目するのがアーティストの「エッセンス(本質)」である。

人間にはエゴがある。そのエゴを詩や音にのせて表現するのも音楽の醍醐味だと思う。
そして、それらを見つめ消化された時に曲名やサビと呼ばれる箇所で言葉等に変換されているのだとも思う。
悩み、苦しみ、怒り、喜び、哀しみ、優しさなどを感じ見つめているのは一体何なのか?
その感情や景色、思い出や夢を見つめている自分自身は、それらを全て認識しているが、それら全てとは違う純粋な意識、命そのものだと思う。
曇りや雨の日に太陽の光や熱は遮られるが、太陽の光や熱が無くなったわけではない。

農作業の休憩中にお茶を飲みながら、お天道様の力と自然界の営みを観察し、暑さで止まらない汗を拭きながら、ふとこの詩を味わってみた。

でも、これだけは間違いない。
暑いものは暑いんだ!!



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