漫才台本練習「コピーライター」
B…ボケ
T…ツッコミ
B:コピーライターになりたいんだよね
T:あ~、あの広告の文章考える人か。でもセンスいりそうだしな~。人の心に刺さるキャッチコピーなんか、お前に考えられるのか?
B:グサッ!ザクッ!
T:効果音じゃねえよ。
B:まああれだよ、俺も昔は就職活動で広告代理店受けたりしたからね。
T:えっ!この世のスポンサーを司るというあの?電通?博報堂?
B:電博堂
T:パチモンみたいな名前だな。
B:まあどこだろうと広告さえ出させりゃこっちのもんよ
T:一番代理店にいちゃいけない人種だな。
B:う~ん…よし書けた!100万円くれ!
T:コピーライターバブル時代か!昭和のブームじゃないんだよ
B:お前やけにコピーライター事情に詳しいな。やってた?
T:いや、俺ほぼ日読者だもん。知ってる?糸井重里。
B:ああ、可南子のダンナ?
T:奥さんから遡るな!かつ下の名前呼び捨てにするな!失礼だぞ、伝説的なコピーライターを。まさかよく知らないとか?
B:よくは知らない。世代が違うからね。多分俺だけじゃなくておとなもこどももおねーさんも知らない。
T:よく知ってんじゃねえか
B:まあでも今は時代が違うから。マーケティングとかデータで人は動くから。
T:それっぽいことを言い出したな
B:よく広告に書いてあるの見るだろ?「満足度97%!」みたいな
T:ああ、あるね
B:数字はイメージです
T:そこがイメージだとサギだろ!捏造データじゃねえか
B:満足した人の100%が満足と答えました
T:そりゃそうだろ!満足してない人にも聞けよ。
B:まあエロい写真載せたバナー広告をタップさせりゃいいんだよ
T:志低い!スマホでよく出てくるあれだろ?
B:でも小さいスペースでも心をつかむキャッチコピーがあれば違うから
T:なんて書くんだよ?
B:くうねるあそんでますか?
T:お前糸井重里の大ファンだろ!
だいぶ狭いネタになってしまった
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